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機関紙 - 組合活動カテゴリのエントリ

 2月9日、書記部会は、亀岡・烟河にて第13回定期総会を開催しました。
 今年はベテラン書記のTさん(京都市職労)とHさん(府職労連)をパネリストにシンポジウム形式の学習会を開催し、豊富な経験に基づく組合書記の役割やその歴史についてのお話を聞きました。

悩み出し合い決意固める

 「格差のない平和な社会をめざす」をベースに仕事を進めている二人のお話しは人柄がにじみ出て、学びを得るだけでなく、心も満たされるシンポジウムとなりました。

 現在、京都府内には38人の書記の仲間がいますが、非正規雇用が半数を超えています。また、専従役員が減少し、書記ひとりで書記局をあずかる組合も多く、書記局運営に悩む書記もいます。

 このため、書記部会では、役員との意思疎通を図ることはもちろん、各組合の状況を知るためにお互いの書記局を訪問したり、京都自治労連書記長との懇談を行い、運動方針に沿った活動を書記局全体で進めていけるよう努めてきました。

 総会は、「一人ぼっちの書記をなくそう」と今後も学習会など交流の機会を設け、書記局の更なる活性化を図って組合活動に一層貢献できるよう決意をかためて終了となりました。


京都自治労連 第1794号(2013年2月20日発行)より

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 第17回目の数珠つなぎは、南山城村唯一の保育園、南山城保育園に勤務する元気いっぱいの保育士3人が登場です。4年目のAさんは3歳児、同じく4年目のBさんは4歳児、3年目のCさんは2歳児を担任。
 取材中、常に笑顔と笑い声が絶えなかった3人。毎日子どもたちと彼らの笑い声が保育園いっぱいに響き渡っている、そんな楽しい雰囲気が浮かんできます。

原点は"子どもが大好き"

 「高校の時に地元の児童館のボランティアに参加し、子どもたちと過ごす時間が楽しかった。その頃から将来は子どもに関わる仕事がしたいと思って」と保育士になったきっかけを話すAさん。村で初めての男性保育士です。「中学の職場体験行事で保育所に行った時、1日体験しただけなのに子どもが『大好き』って言ってくれて。それがすごく嬉しくて、『保育士になろう』と強く思った」とBさんが続けると、「単純に子どもが好きだし、可愛いし、それなら保育士しかないなって」とCさん。

共通した思いとやりがい

 やりがいを聞くと共通した言葉が返ってきました。「子どもの成長を間近で見られること」です。

 「早起きしておいでや、歯磨きしてこなあかんよ、と言い続けてきた事が、ある日ふと出来るようになっていた」「登園時間が遅かった子に、早く来た日は帳面に星マークを付けようねと工夫をしたら子どもの方から早く行こうって言ってくれた」と、一つの工夫が子どもの成長に結びつくことを実感したとBさん。「子どもたちとの信頼関係が出来上がっていく、感動することも多くていっぱい泣きましたね」と笑います。

 「初めて担任した子どもたちが卒園を迎えるときは、感動というか、心に響くものがありました。いつも一緒に居ましたから」とAさん。卒園式で子どもと一緒に泣いたことが印象に残っていると言います。「小学校が隣にあるので、どんどん成長していく姿を今も見れています。段々そっけなくなってるけど(苦笑)」と少し寂しげです。

 近くには園の畑も。Cさんは、「種や苗から植えて育てて自分たちで収穫するので、普段は野菜を食べないけど自分が獲った作物だから食べたとか、給食で時間がかかる子でも、自分で獲ったやつやでって言うとすんなり食べてくれます」と思わず笑顔に。「ミニ田んぼもあり、田植えからして、できたお米を収穫祭で食べるんです。とても楽しいですよ」と3人の顔が一斉にほころびます。

 やっぱり子どもってめっちゃ可愛い!私も同じ保育士として3人の話を聞きながら、そのことを再確認。「自分の中の?保育?をもっと確立していきたい」と話す新鮮な姿によりよい保育をめざしてがんばろうと気持ちを新たにできた素敵な出会いになりました。


京都自治労連 第1794号(2013年2月20日発行)より

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お知らせ

カテゴリ : 
組合活動
 2013/2/13 13:30

2013国民春闘で要求実現めざす
全国統一行動
(ストライキを含む)実施

批准投票(2/8〜2/22)


京都自治労連 第1793号(2013年2月5日発行)より

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 退職手当削減攻撃に反対するたたかいと、7・8%の賃金削減に反対するたたかいが重要な局面を迎えています。そこで、松下卓充賃金権利部長に現在の情勢の特徴とたたかいの重点について語っていただきました。

削減阻止 代替措置の追及を

 公務員の退職手当をめぐっては、国が今年1月1日から削減となり、地方公務員も都道府県、政令市に続いて市町村でも削減提案が相次いでおり、退職手当削減反対のたたかいをこれまで以上に強化しなければなりません。

 たたかいのポイントは、削減の不当性を徹底して明らかにして職場の「怒りの世論」を高揚させ、その力を背景に当局に対し削減阻止や代替措置を講じることを追求していくところにあります。

 削減の不当性として、?まず、大きな不利益変更は違法性が強いことです。「国が削減したから」は理由になりません。当局として明確な理由も示さず削減だけを提案することは認められません。また、退職手当は賃金の後払いの性格を持ち、重要な労働条件であり一方的な不利益変更は認められません。?さらに、人事院調査に対しても有識者会議でも異論が出ていること、加えて自治体職員の組合員レベルでは国退職金の2700万円にも及んでいないこと、調整率での一律削減は下級在職職員へのダメージが大きいことなどがあげられ、生涯生活設計を破壊し勤労意欲さえ奪いかねない重大な内容を持っています。

 交渉では、退職手当部分で出来ることとあわせ、「生涯賃金」として捉えて削減分を回復させる措置を講じさせることを目標に置かねばなりません。?到達級の引上げ、?賃金ラインの改善、?一時金加算率の改善、?再任用賃金に削減分を上乗せさせることなど、組合員の英知を集め追求していくことが求められています。

緊急にたたかいを強めよう

 政府は、地方公務員の賃金を国家公務員の平均7・8%カットに準じて、今年7月から削減するよう閣議決定を行い、これに合わせて地方交付税も賃金カット分相当額を減額した地方財政計画を決めました。

 これは、明らかな地方自治への介入であり、断じて認められない暴挙です。地方6団体は共同声明を出し反対の立場を表明していますが、「地方交付税削減」というもとで賃金カット問題が重大な局面に入ってきています。

 13春闘時期のたたかいが重要です。当局に対しても、国の地方自治介入、地方自治破壊の攻撃に対し正面からたたかうこと。地方交付税削減、地方公務員給与削減に反対する立場に立ちきり国に意見を言うことを求めるとともに、地方公務員の賃下げが地域経済低迷に一層の拍車をかけることを職場・地域に明らかにしながら、賃金カット阻止に向けたたかいを緊急に強めることが重要です。


京都自治労連 第1793号(2013年2月5日発行)より

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 1月20日、「女性部50周年記念学習と旗びらきのつどい」を、歴代女性部長をはじめ11単組から61人の参加で開催しました。

 沖縄からお越しいただいた内村千尋さん(那覇市の手工芸作家、沖縄復帰闘争の指導者で那覇市長でもあった故瀬長亀次郎氏の次女)から「オキナワに生きてくらして〜女性のおもい、こども達のゆめ〜」と題した記念講演を行いました。

 基地があり、安保があり、その背中合わせで毎日の暮らしがある、沖縄の生のお話をお聞きし、ニュースでは知らされていない事件がたくさんあることに驚き、今こそ何とかしないと!!「オスプレイ反対」「安保条約廃棄」など沖縄に連帯した運動を広げることが必要との思いを強めました。

 歴代部長からのメッセージに、これまでの運動があって今があることに感謝し、厳しい状況の中だからこそ、力あわせてがんばっていこうとの思いを新たにしました。

 舞鶴市職労からは皿回しのサプライズもあり、向日市職労のひまわり娘の心あたたまる歌で、先輩も現役も楽しく、元気に、一歩を踏み出しました。


京都自治労連 第1793号(2013年2月5日発行)より

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京 深層水

カテゴリ : 
組合活動
 2013/2/13 12:50

 京都の地下深く脈々と流れる清浄さと汚濁を併せ持つ深層水の何たるかを、少しでも伝えることが出来るならと、まずはその第1回。

 仕事納めの12月28日、府から各自治体のハード部門の担当者にメールが。おおもとは近畿整備局建政部からで「補正予算がつくので年末年始の間に関連作業をする。

したがって担当者は年末年始でも連絡がつくように」―連絡先の登録を促す内容。その後は怒涛の公共事業費の内示。林野庁の関係では要望のなんと5倍の内示。南部の自治体では来年度計上予定の「道の駅」が補正予算に。でも支える地域の農産物供給計画も、農家の連携計画も、責任体制も未定。

バラマキどころか、地道な地域の育成と自治の芽をつんでしまう、地域破壊のドタバタ公共事業だ。(I)


京都自治労連 第1793号(2013年2月5日発行)より

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 2月2日、青年部は与謝野町の野田川ユースセンターにて、2013春闘学習会と旗開きを開催。8単組23人が参加し、大いに交流を深めました。
 与謝野町職が京都自治労連に加盟したことを受け、青年部でも新たな仲間を歓迎しようと与謝野町での開催を決定。企画準備には与謝野町職の仲間に協力いただきました。

学習と交流で繋がりづくりを大きく
ゆるキャラも飛び入りで登場

 開催あいさつで岩瀬部長は、「学習し、力をつけることも大切だが、青年部という限られた期間の中で多くの青年と交流を持ち、支え合っていける繋がりを作ることも大切。今日の場を学習と同時に、大いに交流を深める場にしよう」と呼びかけました。与謝野町職・渡邉部長から地元を代表して歓迎のあいさつを受けました。

 学習会では、京都自治労連・松下賃金部長を講師に、「自治体労働者の賃金決定の仕組みと退職手当問題」をテーマに学習。

 その後、自治労連青年アンケートの集約結果と分析、昨秋の沖縄平和ツアーの報告を行った後、4班に分かれて「自分たちの年間収支と生涯賃金を計算し、自分たちの賃金を考えよう」とグループ討議。「収支のバランスはどうか」「貯金はできるか」など意見を出し合い、議論を深めました。

 全体会終了後には、与謝野町のゆるキャラ「まめっこまいちゃん」が登場し、町のアピールを行うなど会場を盛り上げました。旗開きでは、ジェスチャーゲームなどで交流し、今年一年の団結と飛躍を誓いあいました。


京都自治労連 第1793号(2013年2月5日発行)より

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フォトフラッシュ

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組合活動
 2013/2/13 12:30

口丹地協定期大会

 口丹地協(坂本満議長)は、1月23日、南丹市国際交流会館において2013年度定期大会を開催。討論では、単組での自治研活動や確定闘争、看護師不足の深刻な実態、組合員拡大の経験などが各単組や府職労の支部からあり、春闘での要求前進と組合員拡大で前進を切り開くことを確認。新議長に山内敏史さん等新役員を選出しました。

亀岡市職が職場要求交流集会

 亀岡市職が春闘時に例年行っている「職場要求交流集会」が、1月29日に開催され、職場要求が次々出されました。保育職場では、施設の老朽化のもと、雨漏りをはじめ様々な問題が発生している事や、パソコンが足りない現状、不払い残業の実態などがいろいろ出され、13春闘の中で要求前進へ頑張ることを確認し合いました。


京都自治労連 第1793号(2013年2月5日発行)より

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 第16回目の青年数珠つなぎは、就職3年目のTさん。現在、都市計画局建築指導部建築指導課環境配慮建築係に所属し、都市建設支部青年部では役員も引き受けて仲間たちと元気に活動中です。

市民に寄り添う環境が魅力

 京都市に就職する以前は奈良の民間会社に勤めていたTさん。「民間ではサービスを求めるすべての人に提供することは難しいが、行政であれば市民全員にサービスを提供できる。そんな環境で働けることが魅力に感じた」ことが公務員になるきっかけに。「奈良で就職したけど、やっぱり生まれ育った京都で働きたい」との思いが強くなったことも影響し、今に繋がっています。

 仕事では、建築物の省エネ性能をはじめ、建物がどれだけ環境にやさしいか、環境に配慮されているか、二酸化炭素削減につながっているか、などエネルギー削減の取り組みの一環を担っています。「住民との関わりは少ないが、使用エネルギーを減らせば、エネルギー生産量や二酸化炭素排出量が減り、温暖化対策につながる。小さなことをやっているかもしれないが、辿っていけばエネルギー政策の一つを担っている」とやりがいある仕事に誇りを持っています。

 「技術職なので技術を身につけたい。今は書類を見ることが多く、設計から工事、完成という過程を知らない。その過程をもっと学びたいし、機会があれば現場に行きたい」とTさん。「最初の段階から知れば楽しさも分かるし、最後の完成を見ておもしろいと思える」と仕事での抱負を語ります。

楽しく活動する仲間がいる

 組合には以前の仕事でも入っていたこともあってすぐに加入。「みんなが組合に入って、数の力で会社と交渉していく。自分で自分を守る、みんなでみんなを守る、そのために入るもの」と言います。

 「みんなすごく楽しそうに活動しているのが印象的」という支部青年部では、青年部員で企画をつくり活動をつくる、という形で昨年は保育や平和の学習会に取り組みました。

 そんなTさんが一番やりたいことは「組合への勧誘」です。「未加入の同世代、若い人たちに組合に入ってもらいたい。みんなで楽しく活動していることを知ってもらい、活動につなげていきたいですね」とTさん。「一人では誘いづらくても、青年部のみんなの力を借りながら勧誘して、輪を広げていければいい」と力強い一言で締めくくります。

 優しい笑顔の奥にのぞく、時折みせる熱い気持ちに、私も負けていられないとモチベーションが高まる、そんな素敵な出会いになりました。


京都自治労連 第1793号(2013年2月5日発行)より

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 沖縄のオスプレイ配備反対の思いを、安倍首相に直訴する取り組みに連帯した「STOP!オスプレイ 1・28京都行動」(よびかけ:STOP!オスプレイ京都実行委員会)が1月28日に行われ、250人を超える市民が参加しました。

 京都市役所前で行われた街頭宣伝では、京都沖縄県人会の河合朝子さんがあいさつ。「沖縄の人はもう黙っていない。自民党や民主党はアメリカに物言えず顔色うかがうばかり。私たちは、平和な国をねがっている。オスプレイ配備反対のたたかいを、日本中の基地をなくすたたかいに広げよう」と訴えました。


京都自治労連 第1793号(2013年2月5日発行)より

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