機関紙 - 組合活動カテゴリのエントリ
今回の「組合にはいったよ!」はいつもの取材とちょっと違います。取材を申し込むと、先輩が声を掛け、たくさん集まってくれました。
今年の大山崎町の新規採用者は9人。そのうち6人と先輩たちで組合の書記局はいっぱいです。
集まってくれた皆に話を聞きました。
住民の笑顔がうれしい
「子どもの笑顔がうれしい」と話すのは、生涯学習課のEさん。成人式やスポーツなど、町のイベントを担当。「まだ半年ですが、町を元気にする仕事が楽しい」と話します。『まだ半年』に反応したのは、福祉課のFさん。障がい者の様々な申請の受付を行っています。「制度や通達など勉強中です」とGさん。窓口の対応にも気を使っているとのこと。「申請にきてくれた人の笑顔がうれしい」と笑顔。同じく住民の笑顔がうれしいと話してくれたHさんは健康課。「健康保険証の手続きをする窓口です。制度のことや手続き方法など覚えることがいっぱいです」とキリッと仕事顔に!「窓口に来て安心して帰ってもらいたい」。
「住民からの問い合わせに正確に応えたい」とクールに話すのは、税住民課のIさん。「役場で『税』といえば本当にたくさんあります。『税』業務の専門家になれたら…」と頼もしい言葉。Iさんの横でフムフムと話を聞いていたのは、政策総務課のIさん。今は台風被害の調査で忙しいとのこと。「調査や住民へのお知らせなど防災に関わって仕事をしています」「近隣の役場とも意見交換して、地域全体の安全に寄与したいです」と話してくれました。「思っていた以上に書類仕事が多い」と技術職のKさんは上下水道課。山から出る水と淀川の水の量をコントロールするポンプ場の管理を担っていて、「最近雨が多くて…。責任重大です」と緊張気味。
就職して6ヶ月。今回話を聞いた6人皆さんに仕事へのやりがいや誇りを感じ、すがすがしい気持ちになりました。
取材中、緊急で職場に戻ったHさん。写真に載らず、ごめんなさい。
京都自治労連 第1928号(2018年9月20日発行)より
京都市生涯学習振興財団労組は、京都市が財団に委託している市立図書館で働く仲間の労働組合です。財団労組は、京都市の図書館が住民に利用しやすく、安全に運営される図書館をめざしてとりくんでいます。
9月11日に11人で宮津市の図書館を視察しました。視察した図書館は、宮津市の商業施設のフロアに新設(昨年11月27日にオープン)されたもので、デパートの2フロアに宮津市の行政施設と図書館が入っている新しい運営形態のものです。
参加者は、「図書館の職員さんから利用者の状況や職員の苦労などを聞くことができてよかった」「自分たちが働く図書館、そして仕事を考える良い機会となった」と感想を話します。
財団労組は、組合員だけでなく、職員の皆さんからのアンケートをもとに要求書作りを進めています。10月は定期大会のあと、当局に要求書を提出、交渉を行う予定です。
京都自治労連 第1928号(2018年9月20日発行)より
9月17日、福知山市三段池公園体育館で第40回バレーボール大会を開催し、福知山市職、舞鶴市職労、京都市職労の3チームが出場しました。
試合は総当たりで実施。昨年、京都大会を制し、全国大会で悲願の初優勝を飾った京都市職労に、福知山と舞鶴が挑む形となりました。しかし、京都市職労は詰め寄られる場面はあったものの、2試合とも一度もリードを許さない強さを見せて、二度目の大会3連覇を達成。
12月6日〜8日に福井市で開催される全国大会連覇へ弾みをつけました。
京都自治労連 第1928号(2018年9月20日発行)より
京都自治労連 第199回中央委員会
日時 10月4日(木)10:30〜
会場 ラボール京都
全職員から府人事委員会あて署名を集めよう!
京都自治労連 第1927号(2018年9月5日発行)より
8月30日、京都総評は京都市人事委員会と京都府人事委員会へ、2018年人事委員会勧告作業に対する申し入れを行いました。これは、両人事委員会の勧告が、京都の公務労働者に影響があるだけでなく、民間で働く労働者の賃金・権利や、保育・医療・介護などの労働者やサービス内容にも大きな影響があることから、直接、民間職場の声・要求を届けようと行われたものです。民間労働組合からの訴えは、人事委員会勧告が府民の暮らし地域経済に大きな影響があることが改めて明らかとなりました。
民間労働者の声、直接届ける
申し入れにあたって梶川憲京都総評議長は、「人事委員会勧告は、地域経済と府民の暮らし、医療や社会保障、民間の賃金・労働条件にも大きな影響を与える。民間労働者の声を直接聞いていただきたく申し入れを行っている」と述べました。
そして、今年の国勧告は、5年連続のプラス勧告だが、公務員の生活改善には及ばない問題点などを指摘。その上で、京都市人事委員会には、2年連続で月例給の引き上げを見送る異常な事態があり、今年は必ず月例給の引き上げを行うよう強く求めました。
府の人事委員会には、政府・総務省の介入に屈すること無く、独自性をもって勧告作業を行い、人事院勧告を上回る給与改善、扶養手当を従前の制度に戻すこと、超勤縮減へ人員増などを求めました。
また、両人事委員会に対して、会計年度任用職員を含めた、非正規職員の勤務条件の改善につながる勧告を求めました。
賃上げの流れ止めるな
参加した民間労働組合からは、「民間の賃上げも厳しいが、頑張って賃上げを勝ち取っている。賃上げの流れを止めないでほしい」(化学一般)、「公務の賃金は、地域経済を支えている。そのことを自覚して勧告を」(京建労)、「公務の定年延長は大問題。民間でも定年延長と賃金を5割ぐらいに引き下げる動きがある。公務の定年延長は民間を直撃する」(JMITU)、「医療・介護・福祉現場の労働者は勧告を参考にしている。賃上げ勧告を」(医労連)、「介護現場では、人員不足が深刻。今年は底が抜けた状態。人手不足から30〜60床ベッドを開けられない施設がある」(福祉保育労)、「都道府県の最低賃金は、23県が中央最賃目安を上回った。地域格差による人口流失への危機感の表れ。最賃にも大きな影響がある勧告は、この地域をどうするのかが問われている問題だ」(全国一般)などの要求が出されました。
人事委員会からは、「責任をもって申し入れ内容は委員に伝える。現在、集計作業中。務めを果たせるようにしたい」などがありました。
京都自治労連 第1927号(2018年9月5日発行)より
「翁長知事の遺志を引き継ぎ、辺野古新基地建設阻止を貫徹する!」―故・翁長知事からの「後継者」指名を受け、玉城デニー氏が沖縄県知事選挙へ出馬を正式表明しました。京都自治労連は、自治労連本部からの要請を受け、8月31日の第4回執行委員会で、玉城デニー氏の推せんを決定しました。
沖縄県知事選挙は、9月13日告示、9月30日投票でたたかわれます。今回の知事選挙は、沖縄に米軍新基地をつくらせないとともに、戦争できる国づくりをやめさせ、安倍政権を退陣に追い込むための重要なたたかいです。
?選挙勝利めざすカンパにご協力ください。
?沖縄県内の友人・知人へ電話などで玉城デニー支持を働きかけてください。
?寄せ書きや檄布などをお寄せください。
京都自治労連 第1927号(2018年9月5日発行)より
8月29日、第4回丹後地協定期大会を野田川わーくぱるで開催しました。
中川享一議長が、「地協としての活動はなかなか活発にはできていないが、学習と交流をすすめよう」とのあいさつのあと、議事がすすめられました。すべての単組・支部から発言がされ、活発な大会となりました。
大会終了後、京都自治労連・松下書記長を講師に18人勧学習会を行い、秋季年末確定闘争に向け奮闘する決意を固めました。
京都自治労連 第1927号(2018年9月5日発行)より
西日本豪雨は京都をはじめ、広島、岡山、愛媛など、西日本に大規模被害をもたらしました。京都自治労連の仲間も災害復旧ボランティアで奮闘。被害があった各自治体では、現在も復旧に追われています。
8月9日には、自治労連中央執行委員長の猿橋均さんが、綾部市、福知山市、宮津市、京丹波町を訪れ、災害復旧見舞金を手渡すとともに、首長や副市長と懇談を行いました。懇談では、災害の状況や復旧に必要なことなどを聞くとともに、「災害復旧は国が責任をもって行うべき」「改めて、人員不足の問題点が明らかになった」などの問題点を語り合いました。
京都自治労連 第1927号(2018年9月5日発行)より
9月20日の自民党総裁選は、安倍総裁に石破元幹事長が挑戦する構図となった。何をいつまでにという違いはあれ、二人は改憲論者ではあり、安倍氏は総裁選で3選を果たし、秋の臨時国会に自民党改憲案を提出、国会発議をして早ければ来年の参議院選挙までに国民投票を実施しようという魂胆である。自民党内の了解を得たことをもって改憲に突っ走るのはお門違いも甚だしい。
もう一つ。今度の総裁選で石破氏は「正直・公正」というスローガンを掲げた。ご存知のとおり今の国会勢力を考えれば、自民党の総裁はイコール内閣総理大臣になるわけで、一国のトップが「正直・公正」であるべきことは至極当然のことだ。しかし、「正直・公正」とのスローガンを掲げたことは、安倍政治が国民に不誠実ということの反映に他ならない。これに対し自民党内から安倍首相への個人攻撃だからやめるべきとの意見が出て、石破氏もこれを了解したというのだから開いた口がふさがらない。(F)
京都自治労連 第1927号(2018年9月5日発行)より
今回の「組合にはいったよ」で取材にお伺いした綾部市は、西日本豪雨災害で甚大な被害を受けました。取材当日はその対応に追われる最中。交代で昼休みをとったり、電話当番したりの忙しい中、別々の取材になりましたが、二人とも快く組合事務所に駆けつけてくれました。話を聞くと、綾部「市役所でがんばる!」という気持ちが伝わってきました。
「市民に役立つ仕事」に心動く
最初にインタビューしたのはAさん。市民協同課で交通安全教室や防災教室など、子どもからお年寄りまで、住民対象の行事を立案から開催までの仕事をしています。Aさんは、「綾部市に勤めて配属された職場で、どうすれば市民のために働くことができるかと考えています」と仕事への取り組み方を模索中。
Aさんは舞鶴市出身。ソフトテニスの腕前はインターハイにも選抜されるほど。高校は奈良県の強豪高にすすみました。「テニス三昧の日々でしたが、3年生になって進学・就職で迷いました。大学や実業団からお誘いありましたが、ソフトテニスにはプロがない」。そんな時、綾部市に勤める親戚からお誘いがありました。「市民に役立つ仕事」との言葉に心動かされ、市役所でアルバイトも経験。この春、綾部市に就職し奮闘中です。
車から見る景色に惹かれて
Bさんは、「先輩に当番を引き継ぎました」とニコニコと組合事務所に登場。「七海」という名前を聞いて、「舞鶴出身ですか?」と尋ねると、「ずーっと舞鶴で過ごしていました。早く働きたかったので、早くから公務員を志望して勉強していました」「舞鶴から綾部に車で走ってくると、景色が変わるんです。綾部っていいとこだなあって…」と綾部市の職員募集に応募したそうです。
Bさんの職場は税務課。「配属が税務課って聞いてびっくりしました。『税』と聞いて浮かぶのは買物のときの消費税くらいでしたから…」と正直。「頭の上を専門用語が飛び交っています」と今の仕事に必死です。「早く仕事を覚えて、窓口や電話で住民の皆さんにキチンと答え、安心と信頼をして貰いたい」と話してくれました。
大変なときに快く取材に応じてくれた二人。「キチンと落ち着いて仕事したい」との言葉は、心強かった!
京都自治労連 第1927号(2018年9月5日発行)より