機関紙 - 自治労連中央労働学校に参加して 「学びが力になる」組合活動に確信もてた!
7月30日、31日に開催された自治労連第15期中央労働学校に京都自治労連から2人が参加。感想を寄せていただきました。
「もっと頑張りたい」とワクワク
京都市職労 Eさん
2日間かけて3テーマの講義を受け、分散交流を行いました。どの講義も普段の組合活動を理論的に歴史的な視点で捉え直す機会になりました。「住民の幸せなくして自治体労働者の幸せなし」、この目標自体が戦後の自治労連運動の中で見出され、戦後70年を経てようやく市民が憲法の全面実施を求める運動を生み出していること等、学んだことは様々ですが、あらためて組合活動に確信を持つことができ、「もっと頑張りたい」という気持ちが沸き上がってきました。普段の取り組みもこんな風にワクワクできるように工夫していきたいです。
物事を科学的にとらえる視点大切
府職労連 Fさん
立憲主義とは何か、日本国憲法の魅力とそこから見る自治体労働者の役割とは何か、何ができるか、また日本と世界はどのように動いているか、を学びました。一見、遠回りに見えますが、地域などでの取り組みに積極的にかかわり、一緒に地域を良くしていくことで私たち自治体労働者の勤務条件改善につながります。世界の動きや参院選の結果、アメリカで起こっている時給大幅引上げの動き、新自由主義の否定、憲法改正の中身など、物事の表面だけでなく、背景や原因、本当の意味を科学的に詳細にとらえ、その影響を理論的に考えることが大切だと感じました。
京都自治労連 第1877号(2016年8月5日発行)より