機関紙 - 組合に入ったよ 早く先輩たちに追いつきたい 〜福知山市職〜
今回「組合に入ったよ」に登場するのは、4月に福知山市役所に就職した2人。仕事に就いて6ヶ月が過ぎ、仕事の慣れてきた頃。明るく気さくな2人にお話をうかがいました。
期待以上の仕事にワクワク
取材当日、すでに組合事務所に来ていたのが、Bさん。上下水道部水道課に所属で、「今日、工事の審査が無事終了して一段落しました」とほっとしている様子です。後から来たAさんは福祉保健部健康推進室の所属。2人とも部課はきちんと書いてほしいとのことで、自分の仕事に責任を感じていることがうかがえます。
Bさんは学生時代に建築土木を勉強していたそうで、インターンシップで舞鶴市役所の下水道課で上下水道の仕事を知り、「スケールの大きな仕事だなあと思いました。そのとき職員募集していた福知山市役所を速攻で受けました」とテンポよく話します。
一方、Aさんは、就職活動で民間企業を回る中で『自分に向いている仕事』について悩んだそうです。「結構悩みました。親が公務員だったこともあり、人に役立つ仕事をしたいと急きょ公務員試験を受けました」と振り返ります。
先輩たちのノウハウが凄い
6ヶ月たっての仕事のことを聞くと、「水道の世界ってすごいんです」とBさん。都市計画や配管、水圧の話まで、技術的な話がポンポン出てきます。「先輩たちのノウハウが凄い。職人技といいますか、とにかく知らないことばかりです」。早く先輩たちに追い付きたいとやる気満々。Aさんも「法律や条例など覚えることがいっぱいです。一つひとつ迅速にこなしていく先輩たちはすごい!自分も早く追いつきたいです」「管理栄養士の資格を持っているので、同じ資格を持って頑張っている先輩の手助けができれば…」とAさんも奮闘中です。
最後に今後のことを聞くと、「俯かん的に仕事ができるようになりたい」と難しい言葉でBさん。「福知山市を客観的・大局的にみて都市計画に関わっていきたい」と高い志です。「今は与えられた仕事をきちんとこなしたいです」と控えめに話すAさん。続けて「先輩はもちろんですが、住民のためになる仕事、信頼される仕事がしたいですね」と目がキラリ。組合の自治体学校や自治研集会の話をすると2人とも興味津々で、向学心も旺盛です。
取材終了後、急いで職場に戻る笑顔の2人を見送りながら「このまま頑張れ〜」とつぶやいてしまいました。
京都自治労連 第1880号(2016年9月20日発行)より