機関紙 - 京都に米軍基地いらない ?いらんちゃフェスタ?に750人
米軍基地の撤去を求める「米軍基地いらんちゃフェスタin丹後2016」が11月6日、丹後文化会館(京丹後市峰山)で開催され、地元・京丹後市をはじめ、府内各地などから750人が参加しました。
基地あるが故に遅れる沖縄経済
集会では、琉球新報編集局政治部長の島洋子さんが講演。島さんは、「米軍基地で沖縄経済が成り立っている」という主張と、「抑止力のために米軍基地が必要」との主張について取り上げました。
沖縄経済への米軍基地の寄与は、全体の5%程度。基地が返還された地域では何十倍もの経済効果を挙げている例を紹介しました。また、抑止力については、「どれほど抑止力を強めれば抑止力といえるのか、誰も説明できない。こうした主張は誤りだ」と述べました。
福知山を「第二の米軍基地」にさせない
集会では、丹後米軍基地の撤去とともに、丹後の米軍・軍属の陸上自衛隊福知山駐屯地射撃訓練場を使っての実弾練習問題についても「第二の米軍基地」と強く批判しました。
集会後、参加者は峰山町内をデモ。「米軍基地はいらんちゃ」と市民に訴えました。
京都自治労連 第1884号(2016年11月25日発行)より