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機関紙 - 目の当たりにした現実 ◆過去、現在、未来を直視◆ 青年部沖縄平和ツアー2016

目の当たりにした現実 ◆過去、現在、未来を直視◆ 青年部沖縄平和ツアー2016

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組合活動
 2016/12/8 15:40

 青年部は、11月19日から21日に沖縄平和ツアーを実施し、6単組20人が参加しました。1日目は沖縄戦を中心に過去の歴史を、2日目は戦後から現在へと続く基地問題について学びました。

基地問題は政治ではなく生活の一部

 初日は嘉数高台公園から京都の塔や普天間基地を見学した後、戦時中に県庁機能が移された県庁壕を視察し、ひめゆりの塔、白梅の塔を訪れました。

 現地ガイドの沖縄平和ネットワーク・大田光さんは、自身が男子学徒隊(少年兵)の体験者への聞き取りや研究を続けていることをふまえ、「戦争というと戦死者、被害規模の数字に目がいくが、一人ひとりにスポットをあて、一人の人間がいて、生活・人生があった事に目を向けてほしい」と強調されました。また、基地問題をめぐっては、「沖縄県民にとって政治の話ではなく、生活そのものの話」とし、「基地が何のためにあるのか、今一度考えてみてほしい」と話されました。

「ただ静かに暮らしたい」

 2日目は、沖縄民報編集長の安里嗣頼さんから講演を受け、名護市辺野古、東村高江での座り込み現場を訪問。この間の選挙で「基地建設ノー」が示されている一方で、民意を無視して工事が強行されている実態を目の当たりにしました。お話を伺う中で辺野古にも高江にも共通していたことは、「豊かな自然の中でただ静かに暮らしたいだけ」ということ。「今、私たちが声をあげて行動しているのは、今の生活を守ることはもちろん、子どもや地域の未来を守るため」「声をあげてたたかってきたおじぃ、おばぁ、先輩たちがいる。弱音は言っていられない」との言葉が強く心に響きました。

 そして、「米軍基地問題は地元だけの反対運動に任せるだけでなく、沖縄だけではない全国の問題として、全国から政治を変える運動が必要。京都に戻られたら、この現状を広く伝えてほしい」と話されました。


京都自治労連 第1885号(2016年12月5日発行)より

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