機関紙 - 保育と保育士の雇用を守る司法の役割を放棄した不当判決
5月13日 裁判報告決起集会
ハートピア京都 18:30〜
4月19日、京都地方裁判所は「京都市と京都市立病院機構が、2015年度からの院内保育所『青いとり保育園』委託事業先の決定にあたって、雇用の継続に対する措置を執らず、雇用継続への期待権を侵害した」という保育士6人の訴えを認めず、請求を棄却する原告敗訴の不当判決を行いました。
直ちに開催された報告集会で原告と弁護団は、「園児の健全な発達にとって保育の継続は重要で、保育士が大幅に入れ替わることは好ましくない」と認めながら、「京都市と市立病院機構の保育士の雇用を守る責務を認めず、司法の役割を放棄した判決」と厳しく批判。保育と雇用を守るため、引き続きたたかう決意を固めあいました。
京都自治労連 第1894号(2017年4月20日発行)より