機関紙 - 新採職員をあたたかく迎えよう!なかまが増えれば、みんなが元気!
新規採用者を職場に迎える春です。「住民のための仕事って?」「街づくりにかかわりたい」「どこの職場に配属されるのかなあ」と期待と不安を胸に新規採用者が職場にやってきます。そんな時、職場の先輩は頼もしい存在です。そして労働組合も大きな力となります。
組合加入の取り組みについて、京都自治労連新田昌之組織部長に聞きました。
組合加入がブラック職場にしない近道と伝えたい
「ライフワークバランス」「ブラック職場」―頻繁に使われる今、新採職員の中では「健康で元気に働き続けられる職場」「やりがいのある仕事」に関心が高まっているとおもいます。その中で、労働組合の存在が、職場の風通しをよくし、悩みを相談しやすくさせ、異常な働かせ方を許さない大きな力になるということを、職場の先輩の皆さんが話すことは、新採職員の皆さんに大きな安心を与えます。「あなたの加入が、みんなの力になる」と自信をもって組合加入を訴えましょう。
各組合では、組合説明会や歓迎会の日程とともに、この間の組合活動の成果や活動、福利厚生活動など、組合の魅力をアピールする準備が進められています。より多くの皆さんが、組合の役割や魅力を伝え、自分の言葉で組合加入を働きかけましょう。
雇用形態を問わず幅広く労働組合へ
「会計年度任用職員制度」施行に向け、自治体の臨時・嘱託職員の処遇や雇用が今年の大きな課題となります。非正規雇用の皆さんの「雇用の安定」と「処遇改善」につなげていくために労働組合の力と役割は重要です。
雇用形態を問わず、職場の全ての職員に声をかけ、組合加入を促進しましょう。
民間保険より組合の共済がお勧め
「助け合い」の共済だから「安くて安心」と、自治労連共済への加入者が増えています。新採職員の皆さんへの自治労連共済加入キャンペーンも始まります。
組合員の経済的負担を軽減する魅力だけでなく、仲間の「助け合い」の輪を広げ、安心を届ける魅力を合わせ持っています。組合員の拡大と合わせ、共済の拡大を一緒に進めましょう。
京都自治労連 第1916号(2018年3月20日発行)より