機関紙 - 米軍のレーダー停波拒否問題 いのち・安全こそ優先を 〜府知事へ緊急要請〜
6月20日、京都自治労連も参加する米軍専用レーダー基地の撤去を求める京都府民の会は、5月15日、伊根町で発生した交通事故の負傷者搬送のためのレーダー停波が行われず、負傷者搬送が17分も遅れた問題で、西脇隆俊府知事に申し入れを行いました。
申し入れでは、?住民の命と安全・安心を最優先させ、いつでもドクターヘリが緊急搬送をできるようにすること、?ドクターヘリ運航とレーダー停波について交わした合意文書などを公開すること、?国に対して、府民の安心・安全を脅かす米軍基地は撤去を求めること―などを申し入れました。
これに対して府総務調整課の白波瀬参事は、「人命にかかわる許されない問題として、強く米軍などに申し入れた。早急に事実検証をしたい。米軍との合意文書では、『停波できない』『しない』は想定されていない」などとしました。府民の会は、改めて米軍基地の撤去を強く求めました。
京都自治労連 第1923号(2018年7月5日発行)より