機関紙 - 北から南から各地でとりくみ
公務・公共サービスの拡充を
19秋季年末闘争11・7中央行動
11月7日に、全労連・国民春闘共闘の中央行動が開催され、省庁前行動、集会、デモ、国会議員要請を行いました。京都からも京都府職労連、京都市職労など、15人が参加しました。
財務省前では、自治労連など、公務公共で働く仲間が、人員増・会計年度任用職員制度への予算の確保・自治体への財政支出を求め、省庁前宣伝行動。総務省には、全国から集まった団体署名を提出しました。
130人の解雇許さない
総評決起集会で決意表明
11月8日、京都総評の「秋季年末闘争勝利!労働者決起集会」が開催され、130人の公務・民間労組の仲間が参加しました。
集会では、黒澤幸一全労連事務局次長が、「全国一律最賃をめぐる最新情勢」について講演。
単産からの決意表明では、京都市職労のAさんが、介護保険認定給付業務の民間委託に伴う嘱託員130人の雇い止めの撤回を求めて、決意表明を行いました。
長時間労働の実態明らかに
組合の超勤実態調査
秋季年末闘争が、各単組で旺盛に行なわれています。11月5日から8日には、宮津市職、与謝野町職、向日市職労、宇治市職労、城陽市職労、精華町職が超勤実態調査を行いました。
精華町職では、「超勤実態調査中」と書かれたお菓子の入った箱を持って、各フロアを手分けしてまわり、まだ残って仕事をしている仲間から、仕事や職場の実態を聞きとりました。
職員に冷たい改悪提案…舞鶴市、向日市
白紙撤回へ組合奮闘中
確定闘争真っただ中ですが、舞鶴市と向日市では、がんばっている職員に冷たい賃下げの提案が出されています。
舞鶴市では、「財政難」「国公準拠」を理由に「2019年改定なし、2020年4月1日実施」「一時金役職加算改悪」「55歳昇給停止」など。向日市では、「ラスパイレス指数100・7」を理由に「55歳昇給停止」「昇格・昇級改悪、号給継ぎ足し廃止」「3級への昇任試験導入」などです。両市とも、これまでの労使交渉の積み重ねも無視し、賃金引下げを提案する当局に対し、両労働組合は、白紙撤回を求めて交渉を配置し、たたかいを強めています。
京都自治労連 第1955号(2019年11月20日発行)より