機関紙 - 「非正規」仲間の声集め5人から40人に広がる…宇治市非常勤職員労組が定期総会
みんなが意見を出せる場めざし
6月18日、宇治市非常勤職員労組が定期総会を開催、新しく加入した仲間が多く参加する中で、経過報告、次年度方針、新役員体制を決定しました。
宇治市非常勤職員労組は、今から1年半前の2018年12月に組合結成。会計年度任用職員制度がはじまる前に、「新制度が自分たちの知らないところで決まるのではなく、非正規職員の思いや要求が反映したものになるようにしたい」との思いから5人でスタートしました。宇治市職労のサポートも受けながら議論を重ね、要求書を提出。交渉を行ってきました。
職場の仲間から"ありがとう"の声
新制度がスタートした4月。
これまできちんと交渉を続けてきた結果、当局から非正規雇用職員にも、コロナ特別休暇の提案の説明などが行われました。「職場での対応が明らかに変わった気がする。組合を知ってもらえたかも」「同僚から『給与上がった。がんばってくれていたんだね』って言われた」と、職場の仲間から感謝の声に、"頑張ってよかった"と執行部に確信が広がります。
総会で組合の新執行委員長に選出されたAさんは「正規職員・非正規職員が力を合わせ、住民のためにいい仕事がしたいという組合員の思いを育み援助していく組合にしたい」と抱負を語ります。
組合員は結成当時の5人から8倍の40人になりました。
もっともっと増やして、職場で安心して声をあげていく仲間が増えたらいいとAさんは、これからの目標も話していただきました。
京都自治労連 第1964号(2020年7月5日発行)より