機関紙 - クミアイに入ったよ8…宇治環境嘱託労組…生まれ育った宇治市で住民に役立つ仕事に自信
今年採用された非正規雇用の職員は、コロナ禍で大変な職場状況と新たに導入された会計年度任用職員制度の賃金、労働条件でのスタートとなりました。そんな中、多くの方が組合に加入してくれました。
Bさんは、昨年の7月に臨時のアルバイトとして、宇治市の清掃事業職場にやってきました。学校を卒業して以来7年近く食品関係の会社で働いていましたが、思いがあり退職。やりたい仕事を模索していました。そんな時子どもが生まれます。「どうせ働くなら地域に役立つ仕事をしよう」と市の募集に応募しました。「友人や先輩から宇治市の清掃事業は、住民から好評」とアドバイスもあり、就職しました。4月からは嘱託職員として働いています。職場の雰囲気がすごく気に入っているとのこと。
Bさんは、宇治市出身で、中学・高校と野球部で奮闘してきました。「中学時代の仲間とチームを立ち上げました。なかなかみんなで集まれず練習ができていませんが、職場とチーム、地元に自分の場所があるのがいいですね」と充実している様子です。「なにより子どもの笑顔を見て出勤するのがうれしい。親バカですかね」。
京都自治労連 第1969号(2020年12月5日発行)より