機関紙 - 病院・保健所増やしていのちを守ろう!…いのち署名に温かい激励の声が次々と…京都市職労病院支部が署名行動
3月13日「コロナ感染者を受け入れている京都市立病院の現状も市民に知らせて、看護師増やせ!の世論をつくろう」と、京都市職労病院支部が、四条大宮交差点の嵐電駅前でいのち署名の宣伝・署名行動を行いました。
行動には、子ども連れの看護師など15人が参加。看護師増やせ!保健師ふやせ!病院と保健所を増やしていのちを守ろう!と書かれたプラスターや横断幕を広げ、ハガキ版いのち署名を配布しながら署名を呼びかけました。
ハンドマイクを使っての市民への訴えでは、「病院がギリギリの人員で運営されているため、コロナ感染者の患者が急激に増えたときには、受け入れ体制をつくるため一つの病棟を閉鎖して病院あげて対応した」ことなどを紹介しながら、「今必要なのは、政府がすすめる医療機関の縮小・ベッドの削減ではなく、病院を増やし医師・看護師を大幅増員することだ」と訴え、いのち署名への協力を呼びかけました。
署名に協力した市民からは「私は入院していたことがあるので、看護師さんの大変さをよく知っています。頑張ってください」「母が看護師で、皆さんのお話は他人事ではありません」等と温かい激励の声を寄せていただき、13筆の署名が集まりました。
今回、街頭での宣伝行動に初めて参加する若い看護師の仲間は、「市民に病院のことをアピールする大切さがよく理解できました。とても楽しかった」と感想を話してくれました。
京都市職労病院支部では、今回の経験を広げて、いのち署名をみんなで取り組もうと頑張っています。
大江分院、中部医療センター周辺へ
ハガキ署名を全戸配布
京都自治労連は、自治体関連病院周辺へのいのち署名ハガキ版の全戸配布を行いました。
13日は、中部医療センター周辺へ。27日は、福知山市民病院大江分院周辺の住宅に配布を行いました。
大江分院は、厚生労働省の統合・廃止の病院リストにも名前が出ており、「いのちの砦 大江分院を守りましょう」の独自ビラも一緒に配布しました。衣川浩司福知山市職委員長は、住民の方と出会うと「こんにちは」と声をかけ、ハガキ署名への協力を呼びかけました。
京都自治労連 第1973号(2021年4月5日発行)より