機関紙 - 組合にはいったよ【6】…先輩からアドバイス心強い経験活かし、がんばっていきたい
府内各自治体では、慢性的な人員不足。特に技術職不足は深刻で、どの自治体も人材確保に必死です。宮津市では今年、数年ぶりに技術職の採用がありました。土木関係の経験者ということですでにいくつも現場を抱えて、奮闘しています。
「神戸の事務所でひたすら図面引いていました」と話すCさん。「都会生活にちょっと疲れまして…」と、結婚を機に配偶者の出身である京丹後市に引っ越しを決め、京都北部の合同就職説明会に参加しました。「宮津市担当の方の話に惹かれました」と、宮津市の就職を決めた理由を語ります。
Cさんの所属は、建設部土木管理課。道路補修や災害復旧で奮闘しています。経験者として、すでに現場を数ヶ所抱えています。「図面引きばかりの事務所仕事だったので、現場での業者や住民との調整や対応は新鮮です。先輩からアドバイスをいただきながら、コツコツ仕事を進めています」と話すCさん。取材当日も住民対応でやり取りがあったようで気にかかっている様子。「忙しいですが、やりがいがありますね」と頼もしい言葉。
趣味は釣り。「今はイカですね」「ほぼ毎週、仲間と釣りを楽しんでいます」と笑顔がこぼれます。新しい職場、新しい生活スタイルを楽しんでいます。
京都自治労連 第1979号(2021年10月5日発行)より