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機関紙 - より豊かな学校給食学習会…有機食材を学校給食に

より豊かな学校給食学習会…有機食材を学校給食に

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組合活動
 2021/10/5 13:40

9月25日、「より豊かな学校給食をめざす京都連絡会」(事務局・京都自治労連)の主催で、学習会「有機食材を学校給食に」(Web併用)が開催されました。京都、大阪、兵庫、滋賀、三重、千葉の各地から、また、教職員や自治体関係者、保護者、農業関係者、研究者、ライターなど、30人以上が参加しました。

学習会では、全国で初めて100%有機米給食を実現している千葉県いすみ市の農林課主査・Dさんの講演とともに、京都で有機農業に取り組んでいるEさん(京丹後市)、Fさん(亀岡市)の特別報告が行われ、活発な質疑が行われました。

いすみ市では、市の「自然と共生する里づくり」の一環として2013年から農家に有機米生産を呼びかけ、2015年からは市立小中学校の給食に市内産有機米使用を開始、2018年からは100%有機米給食を実現しています。短期間で達成できたのは、学校給食に使用すること(市が給食用の有機米と慣行米の価格差額を補助)で、「子どもたちに安心・安全な米を食べさせたい」との農家の生産意欲につながり、市民の共感も広がったことにあるそうです。現在では有機米給食に続き有機野菜の導入も始まっています。有機米給食を契機に農業を軸とした地元経済の好循環を作り出すとともに、「住みたい田舎」ベストランキング1位にも選ばれ移住者も増えているとのこと。

今回、先進的に実践して来られた地域のお話を聞いて、京都でもぜひ取り組んでいきたいとの意見も出されました。


京都自治労連 第1979号(2021年10月5日発行)より

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