機関紙 - 学び 交流 つながり深め、一緒に前へ…京都自治労連青年部 第56回定期大会
11月13日、青年部第56回定期大会を開催。今大会は、新型コロナ感染防止対策としてオンラインにて実施しました。
開会挨拶でA青年部長は「コロナ禍のなか、保健所や病院職場での奮闘、また他の職場でも応援体制を組むなど奮闘してきた。組合では制限のなかで思うような活動ができず悔しい1年に。討論ではこうした職場状況や青年部活動、悩み等も含めて発言してほしい。職場や単組をこえて仕事や組合への思いを共有し、活動に生かしたい」と呼びかけました。
議案提案は、コロナ禍で例年の活動が出来なかったことをふまえて、1年間の総括とともにこれまでの様々な活動を写真を交えて紹介し、活動内容等を知ってもらえるよう工夫しました。
討論では12単組が発言。コロナの影響で取り組みが出来なかった苦しさの中、「オンラインで学習や交流に取り組んだ」「青年部で要求アンケートを実施中」「ワークショップ形式で要求をまとめて交渉で青年の思いを訴えた」「組合事務所で行っている青年ランチ会が好評」をはじめ工夫した取り組みが報告されました。
また、青年層の学習・交流を増やし少しずつ活動を再開したい、との意欲も語られました。
役員選挙では、新たにBさんを青年部長に選出。「コロナ禍で思うように活動できなかったが、府内各地の青年と交流し、つながりを深める取り組みで、みんなと一緒に前へ進みたい」と決意を述べました。
新 青年部長 (福知山市職)
青年部長に信任されました福知山市職のBです。職場は水道課工務係で、老朽化した水道管を安全安心な水道管に変える等しています。最近では和歌山市の大規模断水の際に福知山市から給水車で応援に行くなど、住民の皆さんの口に入る命の水を24時間365日守る誇り高い仕事です。
コロナ禍で激動の2年を過ごし、職場内や職場全体、果ては府内のつながりがコロナで弱められてしまいました。「地域住民の繁栄なくして自治体労働者の幸福はない」という言葉は激動の時代の中でも揺らぐことのない信念であり、信念たらしめるのは職員全員の団結力にあると思っています。
今年度は青年の絆とつながりを強固にすることを大切にしたいです。多くの青年と接することで新しい視点を持てることは労働組合の良さだと思います。青年部長として青年組合員の公務員生活が、組合活動がより豊かになるよう精一杯務めていきます。よろしくお願いします。
京都自治労連 第1981号(2021年12月5日発行)より