機関紙 - 組合にはいったよ【7】…地域のつながりを大切に「チーム保育」でがんばる
4月に自治体に就職した皆さんは、早々に新型コロナ感染拡大の第4波、第5波の中、初めての仕事・職場でがんばってきました。第6波の不安を抱えつつも少し落ち着いた11月末に、伊根町の新規採用者2人にお話を伺いました。
「新人なんて恥ずかしい」と笑うDさんは、これまで民間や自治体の保育所で経験を積んだベテランです。「これまでの経験を活かして頑張りたい」と正規職員を募集していた伊根町にやってきました。地域密着の保育所ですからその特徴を大切にしたいと話すDさん。園児数50人弱の保育所ですから子どもたちの顔と名前はすぐに覚えてしまうそうです。
「みんな知り合いばかりです」と話すEさんは生まれも育ちも伊根町で、この保育所に通っていました。「お世話になった先生が今は先輩です」と嬉しそう。Eさんはこの町の人たちの役に立つ仕事がしたい話します。
「コロナ禍で様々なイベントや交流会が中止になりかわいそう」とDさん、「子どもの親もみんな知っているのでどうサポートできるか…」とEさん。二人ともコロナ禍で苦労しています。Eさんが「園長先生が『チーム保育でがんばろう』と励ましてくれています」と話すと、Dさんも笑顔でうなずいていました。
京都自治労連 第1981号(2021年12月5日発行)より