機関紙 - 公務員の賃金引下げで医療の人手不足がさらに悪化
京都医療労働組合連合会 執行委員長 森田 しのぶさん
医療関係の職場では「人勧」をモデルとしている職場も多く、公務員賃金の引き下げは、医療労働者の賃金引下げに連動します。
京都自治労連の試算では、公務員賃金が8%カットされると、民間医療・福祉労働者に波及し、京都全体で838億円も賃金が下がるんですね。ビックリです。
これでは、ただでさえ人手確保の厳しい職場をさらに過酷にしかねません。東北はもとより、京都府・全国で、国民・住民のために日夜頑張っている「公務員」の労働条件切り下げは、私たちの労働条件低下につながり、国民・住民サービスの悪化につながります。
公務員賃金の引き下げは許せない!
厳しく抗議します。
京都自治労連 第1754号(2011年6月20日発行)より