機関紙 - 健康保険証をなくさないで!!署名にご協力を
政府は6月の通常国会で、現行の健康保険証を廃止し、マイナンバーカードに一本化する法案を成立させました。
しかし、誤登録や情報漏えい、「資格無効」と表示する等、マイナンバーカードでの受診でトラブルが続出し、国民の中に不安が広がっています。また、健康保険証が廃止されれば、マイナンバーカードを持たない人は、公的保険診療から遠ざけられる結果となりかねず、国民皆保険制度で守られている国民のいのちと健康が脅かされます。さらに、自治体の関連職場の業務の増大に「職場がパンクする」と心配の声も聞こえてきます。
健康保険証の廃止とマイナンバーカードの一本化を直ちにやめさせ、現行の健康保険証を残すことを求めて、国会請願署名が中央社保協などから提起されました。署名を集めて、現行の健康保険証を守りましょう。
京都自治労連 第2002号(2023年9月5日発行)より