機関紙 - 復興・生活再建・地域経済活性化へ 最低賃金引き上げで安心して暮らせる賃金確立を
年収200万円以下の労働者が4人に1人と広がり、平均賃金は10年間で55万円も減少しています。
京都府の最低賃金は時間額749円で、年間2000時間働いたとしても、年収にして約150万円にしかならず、憲法25条に保障された生活を送ることは困難です。
3月11日の東日本大震災以降、福島第一原発事故も重なり、景気や消費の落ち込みが懸念される一方で、公務員賃金削減や消費税増税など内需拡大を一層困難にする動きが出ています。こうした動きではなく、産業・雇用対策の中に最低賃金改善を据え、最低賃金を中心とした賃金底上げを図ることが経済を建て直し、復興・生活再建へとつながると声をあげていきましょう。
当面の行動
7/12(火) 京都労働局要請行動
7/27(水) 京都労働局要請行動・デモ
7/28(木) 全国最賃デー中央行動
最賃署名にとりくもう
京都自治労連 第1755号(2011年7月5日発行)より