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機関紙 - わたしの素敵な時間…心も身体もリフレッシュ

わたしの素敵な時間…心も身体もリフレッシュ

カテゴリ : 
組合活動
 2024/1/5 8:30

みなさんは、どのような自由時間・休暇を過ごしておられますか。4人の組合員に、心も身体もリフレッシュできる"私の素敵な時間"を語っていただきました。共通して感じたのが、みなさんの本当に楽しそうな生きいきとした表情でした。そして、「リフレッシュすることが仕事でも家庭生活でもプラスになっている」とのお話でした。それこそ、本来あるべき働く者の"あたりまえの暮らし"ではないでしょうか。さあ!24春闘です。大幅賃上げ、人員増と職場環境改善へみんなで力を合わせましょう。

私をリフレッシュしてくれる薙刀(なぎなた)
京丹後市職労 Aさん

心地よい疲労感が素晴らしい

「凛と張り詰めた空気の道場に足を踏み入れると、そこは日常生活とはかけ離れた世界。煩わしいことを一切忘れて、神経を集中させ相手と向き合う。練習が終わった後の心地よい疲労感が素晴らしい」と薙刀の魅力を語るのは、弥栄病院の助産師として勤務して3年のAさん。

薙刀との出会いは、舞鶴市にある日星高校看護科5年コースに入学してから。「今までとまったく違ったスポーツをしたい」と薙刀部に入部しました。現在は、京丹後市の大宮薙刀クラブに所属して、月1・2回練習しています。

弥栄病院の分娩件数は、年間約130〜140件。「新しいいのちの誕生に立ち会える助産師は、感動的でやりがいのある仕事。同じ出産はひとつもなく、様々な症例に出会って経験を積んでいることにやりがいを感じます」「お母さんや家族の方に『ありがとう』と声をかけていただけることがとてもうれしい」とAさん。

「薙刀は、職場と違う方と交流でき、私をリフレッシュしてくれる」と、Aさんの笑顔が輝きます。

森林の魅力表現するバレエに夢中
宇治CCユニオン Bさん

森林トレッキングにハマっています

「苦労して歩いたからこそ見せてもらえる風景ってありますね」と楽しそうにBさんはトレッキングの魅力を話します。最近では、奈良の大台ケ原山や京都の芦生(あしう)の森を歩きました。本格的な「登山」ではなく、まだ人の手があまり入っていない森林や山道を、景色や植物の息吹を感じながら歩くのがお気に入りです。

きっかけはクラシックバレエ?

Bさんがトレッキングにハマったきっかけは、趣味で続けているクラシックバレエで、長野・乗鞍で開催されたワークショップに参加したこと。課題の振付が乗鞍高原の原生林を舞台に森と向き合う気持ちを踊りに込めたオリジナルの作品「Inner Forest」でした。振付家に案内されて原生林を歩き、肌でその魅力を感じました。その時、自然から受けた感動を踊りに表現することの楽しさも体験しました。

バレエで鍛えた足腰がトレッキングに活き、トレッキングで得た持久力やバランス感覚がバレエにも役立っているといいます。

定期的なバレエのレッスンと月1回程度のトレッキングは、「仕事のリフレッシュ」に留まらず、心と身体をより豊かにするものとBさんは話してくれました。

かけがえのないテニスの時間
京都市職労 Cさん

京都駅から職場まで毎日ランニングで往復

京都市立病院の放射線科技師のCさんが、テニスを始めたのは20歳の頃、キャリアは25年。現在は、職場近くのテニスサークルに所属して、練習は土曜日を入れて毎週3回、主に夜の時間帯に汗を流しています。

テニスが続けられる理由に「サークルの仲間との交流」とCさん。「自営業や製造業など様々な職業の方がいて、病院職場だけでは得られない情報や、色々な考え方などを与えてもらい視野が広がる。仕事や家庭生活にもいい影響を与えてもらっており、私にとってかけがえのない場所」といいます。

40歳を過ぎて、体力問題を実感したCさんは、食事も肉類中心から魚に変え、野菜も意識してとるようにしています。また体力を維持するために5年前から、秋と冬の期間は、京都駅から職場までの3・3キロをランニングで毎日往復通勤。「体重も10キロほど減って、身軽になり仕事もやりやすくなった」と笑います。

テニスでリフレッシュできる生活スタイルが、Cさんをポジティブにしています。

パソコンでイラスト作成
精華町職 Dさん

パソコンがあればいつでもどこでも

 「パソコンでイラストを描く達人がいる」との評判を聞いて、精華町職を訪ねました。イラストを描いているのは、就職して4年、精華町職青年部長のDさんです。

絵が好きだったDさんは、中学・高校・大学と美術サークルに所属していました。パソコンで描くようになったのは、大学3回生の頃。「パソコンがあれば、絵具や筆の準備、片付けの必要もなく、いつでもどこでも気軽にイラストを作成できる」とその手軽さに魅了されました。

精華町に就職してからは、「早く仕事を覚えないと」の思いから、イラストに向かう気持ちの余裕もなかったといいます。一年ほど前に大学のサークルのメンバーが集まりイラスト作成が話題に。刺激を受けたDさんは、再びイラストを描くようになりました。

「イラストづくりは、手軽にできる気分転換。一方で新しい技法を研究し、時間もかけて作品を仕上げると大きな達成感を得られる。それは、仕事にもプラスになっている」とDさん。2024年は、新しいイラストの技術を磨くとともに、「みんなが主役の青年部をめざしたい」と夢が膨らみます。


京都自治労連 第2006号(2024年1月5日発行)より

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