機関紙 - 福山和人さんと変えよう京都市政
ふくやま かずひと
1961年3月5日、京都市伏見区生まれ。
宇治市で幼少期を過ごし、府立城南高校では野球部で活躍。立命館大学法学部卒業。2001年に弁護士登録。2015年度に京都弁護士会副会長。
2018年京都府知事選挙、2020年京都市長選挙に出馬。
現在、労働弁護団幹事、自由法曹団常任幹事。ジヤトコ偽装請負解雇・雇止め事件、関西建設アスベスト京都訴訟、大飯原発運転差止訴訟などを担当。京都自治労連顧問弁護団の一員。京都市左京区在住。家族は妻と長女長男。
1月21日告示、2月4日投票の京都市長選挙に立候補を表明した福山和人さん。京都自治労連の顧問弁護団の一人として、自治体職員、職場と地方自治を見守ってきました。今回の京都市長選挙は、京都府内の住民と自治体、自治体労働者にどのような意義があるのでしょうか。
なぜ組合が京都市長選挙に取り組むのでしょうか?
京都市政の動向が、府政や他の市町村の政策や職員の働き方にも大きな影響があるからです。京都市は、京都府内の6割近くの住民が暮らす自治体で、府内唯一の政令都市です。それだけに、京都市が「全力で市民の暮らしとなりわいを応援」する市政になるかどうかは、府内の他の自治体にも大きな影響があります。
今の京都市政は、コロナ禍や異常な物価高騰で市民が苦しんでいる時に「このままでは財政破綻」と市民を脅して、民間保育園の補助金カットや敬老乗車証改悪など福祉を切りすて、53億円の負担増を市民に押し付けてきました。
その一方で、大型開発優先で「北陸新幹線延伸計画」やインバウンド優先・ホテル建設ラッシュによる地価高騰を招くなど環境破壊・暮らし破壊をすすめています。その結果、人口減少が3年連続全国1位になり、子育て世代が住みにくいまちになっています。
京都市長選挙は、この悪循環を断ち切って、市民が主人公・いのちと暮らしを守る市政へ切りかえる絶好のチャンスです。
「暮らしを全力で応援する市政へ」…組合員のみなさんのご協力を
- 京都市の有権者の方は、必ず投票に行きましょう。
- 福山さんの政策をぜひお聞きください。
・街頭演説や演説会にぜひご参加ください。
・自宅や街頭で配布されるチラシをぜひお読みください。 - 福山さんへの支持を広げましょう。
- LINE登録をしましょう。
マニフェスト全文はこちら > https://www.fukuyamakazuhito.jp/
福山さ〜ん こんな市政にして
すべての行政区に保健所の設置を:京都市職労・Fさん
私は京都市の保健福祉センターで働く保健師です。新型コロナウイルス感染症禍で、京都市保健所で働く職員が、大変な状況であったのは周知の事実です。私たち区役所の保健師も何十回と応援に行きました。それでも保健所で対応できず、京都市はコントロールセンターに業務委託しました。業者に丸投げしても、市民への連絡は滞り、保健所の業務が軽減されることはありませんでした。各区の保健所を廃止し、感染症業務を地域から遠ざけた結果、集約化した保健所では新興感染症対応できないということが露呈しました。しかし京都市当局は、集約化は成功だったと言います。職員に生命を削るように働かせ、市民の生命と健康を守ることもできず、どうして成功と言えるのでしょうか。
私たち京都市職労は、すべての行政区に保健所を設置させ、公衆衛生行政を取り戻す運動をすすめていきます。この願いを市政の転換で実現させたいです。
学校調理の給食で子どもたちに豊かな食を:中学生2人の子育て中・Gさん
京都市は、南区の塔南高校跡地に給食センターを建て、2万6千食もの給食を調理し、市内全中学校63校に配送する方針を発表しました。全国でも例がない大きな規模です。私は子どもたちが小さい頃から全員制の中学校給食をもとめる運動に関わってきて、やっと実現すると喜んだのもつかの間、その中身を知って驚いています。学校給食は単なる栄養補給ではありません。栄養教諭、調理員、そして給食を食べる子どもたちや先生がつながりあって、心が通う、豊かな食育が必要です。給食は教育の一環ですから、学校教育の身近にあるほどその効果は高いはずです。なにより京都市はこの計画について市民の意見を真摯に聞こうともせず、わずか数ヶ月の民間会社の調査によって、コストのみを重視して決めようとしています。もうこんなやり方は終わりにしたいです。学校調理の給食で豊かな食の経験を子どもたちに!この願いを福山和人さんとともにかなえたいです。
京都自治労連 第2006号(2024年1月5日発行)より