機関紙 - 舞鶴基地と祝園分屯地に大型弾薬庫新設…京都が戦場になる危険な動き許さない
安保3文書に基づき、京都が戦争に巻き込まれる危険な動きが、次々と具体化されようとしています。
祝園分屯地に弾薬庫8棟新設
海上自衛隊と共同使用
2024年度予算に、祝園分屯地(精華町・京田辺市)に弾薬庫8棟の新設に係る経費102億円が計上され、24年度に設計と造成に着手する予定とされています。
海上自衛隊との共同運用をすると報道されていることから、トマホークミサイルをはじめとする中距離ミサイルが保管されることも予想され、祝園が後方支援の拠点にされる動きが具体化しています。
海自・舞鶴基地新たに3棟
舞鶴基地では、弾薬庫3棟を整備するための調査費用2億円が計上されています。また同基地所属のイージス艦には、トマホークミサイルの配備も予定されています。
故郷を戦場にする大軍拡ストップ
京都における大軍拡の動きに、「故郷を戦場にする危険な動きを止めたい」と、平和を求める市民の動きが活発になっています。
精華町では、1月14日に「京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考えるネットワーク」(仮称)の結成に向けた会合が40人を超える参加者で開催されました。会合では、危険な重要土地等調査法についても学習をしました。精華町職の松田敏委員長も参加しました。
舞鶴市では、舞鶴市職労も参加する「憲法を生かす平和のための舞鶴ネットワーク」が、署名活動とともに、2月10日に「市民平和学習会」を計画し、「危険な動きを許すな」の運動が始まっています。
京都自治労連 第2007号(2024年2月5日発行)より