機関紙 - 24春闘キャラバン…全ての労働者の賃上げで地域経済の回復を全単組での要求書づくり、交渉配置を
京都自治労連は、例年、春闘時期に行っている自治体キャラバンを2月21日から3月5日に実施。自治体キャラバンは、自治体当局との要請・懇談を通じて、各単組での24春闘期の労使交渉の促進をはかるとともに、京都自治労連全体として24国民春闘での要求前進をめざすことを目的としています。
当局との懇談では、物価高騰による住民の暮らしの悪化に多くの自治体で懸念が表明されました。公務職場の人材確保の問題では、募集しても応募が来ない深刻な現状が出されるとともに「23確定闘争時に取り組んだアンケート」結果を基に地域手当・人材確保の課題について意見交換を行いました。会計年度任用職員をはじめとする非正規職員の処遇改善の課題では、各自治体の考え方や対応の違いが明らかになりました。
働きがいある職場へ、共通の目標に向かって要求していくこと、各単組での春闘要求書づくり、交渉の配置が重要です。
京都自治労連 第2008号(2024年3月5日発行)より