機関紙 - 仲間が増えると職場も組合も元気に…あなたとつくりたい?「住民のための良い仕事」
新年度が始まって1ヶ月が経過しました。各単組では、職場に配属された新規採用職員の不安にこたえながら、これまでの経験や教訓を生かして準備を重ねてきた組合説明会や歓迎企画などの取り組みで新しい仲間を組合に迎えています。
新しい仲間は組合の大きな力
各単組の説明会では、パワーポイントでのプレゼンや組合の成果等を紹介した資料を使って組合の役割を訴えると同時に、配属先など職場の先輩組合員が説明会に参加して、"自分の言葉"で加入を呼びかける「近い」を生かした取り組みが行われました。これまでに伊根町職、与謝野町職、南山城村職で新採職員全員加入を実現しています。
舞鶴市職労では、青年部や女性部など10人以上の組合員が会場に駆けつけた説明会で加入を呼びかけて新しい仲間を迎えました。説明会翌日以降も研修会場を訪問する丁寧な取り組みで、研修会場での加入に止まらず、「加入届を持ってきました」と組合事務所に来所される嬉しい状況も連日報告されています。
不安や疑問にこたえ「共済」の魅力もアピールして
組合加入の取り組みは職場へと移っています。「仕事には慣れましたか」「困ったとき、悩んだとき、あなたの近くに労働組合とその仲間がいるよ」等の声かけ、レク企画や歓迎会をはじめ、多彩な取り組みで組合をアピールし、「あなたに加入してほしい」と伝えることが大切です。
説明会で加入に至らなくても、職場を基礎にしたアプローチと新採職員の興味関心に引き寄せた「対話」で加入に結びつけた事例、組合員のメリットである自治労連共済の掛金プレゼントが加入を決める後押しになった事例など、各単組で貴重な経験が生まれています。歓迎会や学習会の場での加入も報告されています。新採職員以外でも、2年目以降の職員や再任用となった方、23確定闘争での賃上げ実現の成果から会計年度任用職員の仲間が組合加入するなど、新しい仲間を迎えています。
京都自治労連 第2010号(2024年5月5日発行)より