機関紙 - 「みんなが先生 みんなが生徒」で学びあい…第66回自治体学校in神奈川
7月20日、21日と神奈川県横浜市で「第66回自治体学校」が開催されました。京都自治労連からは、3単組12人(現地参加5人、Zoom参加7人)が参加し、地方自治の大切さを学び交流しました。
基調講演は、中山徹自治体問題研究所理事長(奈良女子大学名誉教授)が行いました。岸田政権のもと、戦争できる国づくりが進められ、国の「補充的指示権」を盛り込んだ地方自治法改正など分権から集権化が進められていること、自治体でも国の政策を無批判に受け入れることに警鐘を鳴らしました。また、いま求められているのは「自治と公共性の再生」にあることをわかりやすくユーモアを交えながら話されました。
記念講演は、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんが、ガザやシリア、陸前高田市など紛争地や被災地での取材を写真で様子を伝えながら話され、戦争の悲惨さや理不尽さと人々の連帯の必要性が伝わってきました。
2日目は、分科会や講座など14に分かれた学習と交流が行われ、全国から720人を超える参加者がありました。
京都自治労連 第2013号(2024年8月5日発行)より