機関紙 - となりの天晴さん(3)スキー…シーズンイン!スキーは生活の一部 滑走時の爽快感がたまらない
きっかけは地元のクラブ
続けてきてよかった
上水道課で働くDさんは、この時期、水道管の凍結や老朽管の破損事故などで連日現場を回り忙しくしていますが、気持ちは晴れやか、笑顔です。その理由はスキー。「シーズンに入ると、気持ち軽やか、身体のキレもいいんですよ」とスキーのことで頭がいっぱいです。
「ゲレンデを滑走している時の爽快感がたまらんのですわ」とスキーの魅力を話します。地域のスキー大会の選手に選出されるほどの腕前ですが、気の向くままにゲレンデを滑走するのが一番楽しいと言います。12月から3月までのシーズンは、時間ができればスキー場に行っているそうで「この時期、スキーは生活の一部」と笑います。
スキーを始めたきっかけは、小学4年生の時に地元にあったジュニアスキークラブに参加したこと。同級生が参加、近くにはスキー場、自然とクラブに入会していたと言います。その後、高校進学を機にクラブを退会。どの団体にも所属せず一人でスキーを楽しんできましたが、数年前から古巣のスキークラブに再加入し、今は恩返しの思いでクラブのサポートをしています。「仲間がスキーから離れていく中で、ずーっと続けてきてうまく滑れるようになった。続けてきてよかったです」と振り返ります。
オフシーズンも充実した生活に
「オフシーズンは特に趣味もなく『ふぬけ』状態だった」そうですが、40歳を過ぎてからスキー後に筋肉痛や疲れが溜まるようになったことから、この2?3年はランニングに汗を流すことも。「ランニングが好きになったわけではありませんよ。あくまでもスキーの為です」と笑うDさん。成果もばっちり。スキーに行くと明らかに身体の調子が良くなっていることが実感できる上、家でごろごろしていたオフシーズンの生活スタイルも良い方向に変わったと言います。
「大学生の長男と長女、高校生の次女が一緒に滑走してくれるんです。今は家族みんながスキー好き」と嬉しそうに話します。昨年末には家族で上越地方のスキー場へ。「今週末も次女と一緒に行ってきます。楽しみ!」と軽やかな足取りで職場に戻っていく後ろ姿は「Dさん天晴!」です。
京都自治労連 第2019号(2025年2月5日発行)より