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機関紙 - 大山崎町職保育部:美味しい保育所給食を守ってください

大山崎町職保育部:美味しい保育所給食を守ってください

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組合活動
 2011/11/5 0:40

保育所にとって給食はなくてはならないものです。ところが大山崎町は、財政危機を理由に一つの保育所の「給食調理」の一部民間委託の方針を打ち出しました。将来的には3園すべてでの民営化も予想されるもとで、保育士、保護者上げての“保育所給食守れ”の運動が大きく広がっています。

大山崎町の保育所給食は、きめ細かなアレルギー対応はじめ、離乳食、行事食、四季を感じることができる献立や手づくりおやつなど、子どもたちに豊かな「食」を経験できるよう、保育士と調理師の連携のもと作られています。直営であるからこそ、子どもの状況をみながら細かく対応でき、子どもたちはもちろん保護者からも好評です。

突然の「一部民間委託」方針に、不安の声が高まっています。町が行った説明会では、「親がこんなに納得していないのに、強行するのか」など怒りの声が相次ぎました。

住民の激励、保護者の頑張りが力

保育士と大山崎町の三つの園の保護者会でつくる保育所連合保護者会は、共同して保育所の給食を守ろうと立ち上がり、民間委託の4月実施のみあわせを求める署名行動に取り組んでいます。

町職保育部では、「おいしい保育所給食を守ってください」のビラを、町内5千世帯に全戸配布し、JRや阪急駅頭、スーパー前等で署名行動に取り組んでいます。

行動では、保護者やOBから激励されたり、住民から「署名よろしくのビラ入っていたね」とか「昔保育所で大変お世話になったのよ」等とたくさんの激励の声が寄せられ署名がすすみます。

また、保護者の頑張りがみんなを支える大きな力となっています。10月30日に開催された3000人が参加した産業まつりには、三つの園の保護者と園児、保育士も参加して三つの園がそれぞれ踊りを披露、保護者は給食の素晴らしさをアピールしました。観客も多く大好評で、主催者の商工会からは「来年もぜひ参加を」の声がかかるほどでした。保育部会のみなさんは、「保護者が色んなところで署名をしている姿を見かけると本当に嬉しくなる」といいます。

町当局は、11月28日から開催される12月議会で「一部民間委託」の条例を可決しようとしており、情勢は緊迫しています。連合保護者会と町職保育部は、大山崎保育所の素晴らしさ、給食の大切さをアピールする全戸配布ビラを行い、給食を守る町内世論を高め、民間委託強行にストップを掛けようと奮闘しています。
京都自治労連の仲間のみなさんの大きな激励をお願いします。


京都自治労連 第1763号(2011年11月5日発行)より

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