機関紙 - 舞鶴の地域医療充実へ市民の声を集めよう 〜舞鶴で医療再生求めるつどい〜
3月31日、舞鶴の今後の医療を一緒に考える「『市民参加の医療再生』をめざす市民のつどい」が開催され、雨の中、80人を超える市民が参加。牧野忠康日本福祉大学教授と中村暁京都府保険医協会事務局員が講演を行い、昨年11月の「地域医療市民アンケート」の結果が報告され、討論が行われました。
昨年11月、これまでの舞鶴市内の公的病院を再編し、基幹病院を創設することを柱とした「中丹地域医療再生計画」が修正され、「各病院の特色ある分野の機能を充実により疾患別センター化を図り、『舞鶴地域医療推進機構(仮称)』を創設し、病院間の連携により、全体として有機的に機能する体制を構築する」というものに変更。しかし、不足している医師・看護師確保や病院間の連携など課題は山積みです。集いの最後に、舞鶴市や府へ地域医療の責任を果たすよう求めていこうと呼びかけがありました。
京都自治労連 第1773号(2012年4月5日発行)より