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機関紙 - がんちゃんがゆく 5回目 青年数珠つなぎ

がんちゃんがゆく 5回目 青年数珠つなぎ

カテゴリ : 
組合活動
 2012/5/15 19:10

 4月6日に行われた南部合同新歓で、京都市交響楽団の有志が披露した金管五重奏の歓迎演奏。息のあった音色を奏でた彼ら5人は京都市職労の組合員。その5人の中に一人の女性の姿が。
 第5回目の青年数珠つなぎは、京都市交響楽団でトランペットを演奏する京都市職労文化公室支部京響分会所属のMさん。楽器演奏が好きという岩瀬青年部長と会話が弾みました。

音楽は大人から子どもまで楽しめるもの :京都市職労  Mさん

 Mさんが音楽を始めたのは幼稚園の時。母親が趣味で弾いていたエレクトーンを習い始めたことがきっかけだと言います。トランペットとは小学校の吹奏楽で出会いました。そこからトランペットの魅力に徐々にハマっていきます。中学校ではブラスバンド部が無かったために地域の「子どもオーケストラ」に入って練習を重ねました。

 多々ある楽器のなかで、なぜトランペットを選んだのか、と尋ねると、「高校のブラスバンド部でフルート、トランペット、クラリネットの順で希望を出したんですが、フルートは音が出なくて(笑)。小学校から続けてきたこともあり、『トランペットで音楽大学に行っては』とのアドバイスもあったので」と話します。

 これまで続けてこられたのは、「やっぱり音楽が好きだから。好きなことを仕事にできる喜びですね」とMさん。

“音楽の力”を人々のために

 Mさんが京都市交響楽団に入ったのは昨年8月。同時に組合にも誘われてすぐに加入しました。その際、組合活動を頑張るトランペット仲間の姿に、「入ることで数の力になれば」と思ったと言います。

 文化公室支部では東日本大震災の復興チャリティーコンサートを3月に開催。Mさんも出演しました。「良い演奏をして喜んでもらえると嬉しい」と話し、観客からの「『元気になった』『頑張ろうと思った』の声が嬉しかった」と振り返ります。2月にも京都市交響楽団の有志で福島に足を運び、コンサートを開いたそうです。「涙を流して聴いてくれた姿が忘れられない。音楽が直接復興につながるわけではないけど、少しでも力になれたかなと思います」と話します。

高め合える“仲間”がいる

 「京響メンバーはとても仲が良く、良い音楽を提供する環境が整っています。気軽に話せ、相談ができる、お互いを高めていける場です。そして、落ち込んでいても声をかけてくれる素敵な『仲間』です」と声を弾ませ、「念願のオーケストラに入ることができ、プレイヤーとしてスキルアップしていきたい」と抱負を語ります。

 最後に、トランペットの魅力を聞くと、「とにかく目立つ。おいしいところを持っていく感じですかね」と無邪気に笑うMさん。素敵な「仲間」と「音楽」に囲まれた彼女が、壮大かつ優雅な音色を奏でる姿が目に浮んできます。


京都自治労連 第1775号(2012年5月5日発行)より

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