機関紙 - 世論の力で阻止を!野田政権の暴走、談合政治に広がる怒り 原発再稼働・消費税大増税ストップ
野田政権による「大飯原発再稼働決定」や、民主、自民、公明3党が密室合意した消費税増税法を国会会期末にも衆議院で強行採決をしようとする「談合政治」に府内各地で怒りの声が広がっています。
6月15日の夕方、「消費税増税反対、『一体改革』反対府民運動実行委員会」「原発ゼロをめざす京都ネットワーク」(準備会)が呼びかけた「野田政権の暴走、談合政治を許すな」緊急街頭演説会と抗議デモが行われました。
京都市役所前の街頭演説会では、福島医労連の高橋勝行書記長が駆けつけ、「政府は、原発事故で死者が出ていないというが、強制避難で環境が変わり、体調を崩し、761人が亡くなり内13人が自殺者。子どもたちは外で遊べない。野田首相の?国民のため?は、真っ赤な嘘だ。安全宣言は、福島原発を処理してから、更地にしてから言うべきだ。原発に未来はない」と怒りを込めて野田政権を批判しました。
野田内閣が大飯原発の再稼働を決めた翌日の17日に行われた「いのちが大事 今なぜ再稼働? ふくいでつながろう」集会には、地元福井県や全国からの参加者2200人が参加。「運動を大きく広げて再稼働を阻止する」ことを確認。デモでは、「子供たちを守れ」「再稼働反対」「私たちは再稼働を認めない」等と抗議のアピールを行いました。
京都自治労連 第1778号(2012年6月20日発行)より