機関紙 - 核兵器のない世界をめざしてみんなの願いをもってニューヨークへ
核兵器廃絶の署名と代表団派遣募金をおねがいします
5月にニューヨークで開催されるNPT(核拡散防止条約)再検討会議を成功させようと、京都自治労連から21人の代表をニューヨークに送り出すことになりました。3月14日、代表団会議が行われ、18人が参加。参加するに当たっての思いや、各単組でのとりくみなどを交流しあいました。
青年16人の参加も大きな特徴
「核兵器廃絶の思いを直接ニューヨークへ届けよう」との呼びかけに、12単組21人の代表が決まりました。16人の青年が参加するのも大きな特徴です。
代表団会議では、京都原水協の小杉事務局長を講師に、今回のNPT再検討会議の意義や、署名運動の重要性について学習。
方針提案のあと、5年前に参加した木津川市職労のAさんから特別報告があり、「通りを埋め尽くす何万人ものデモ、とにかく目立つ事が重要。5年前は新撰組のハッピを着て参加。僕は袴も持っていったが、当日、雨で着るのは断念した」などユーモアを交えて語ってもらい、参加者のイメージが膨らみました。
子どもたちに平和な世界を
青年からは、「保育士をしているが、平和のことを学び、保育に活かしたい。子どもたちに平和な世界を残したい」「今回、これだけの青年が決意したのは、沖縄平和の旅や沖プロ、原水禁の取り組みの大きな成果」「平和活動は初めて、勉強して役に立てるよう頑張りたい」など新鮮な思いが多数出されました。
また、これまで平和の取り組みを続けてきた参加者からは、「今朝も近所を回って署名を集めてきた。カバンの中にいつも署名を入れて集めている」などの積極的な取り組みが報告。
英語が苦手、海外が始めて…などの声の中で、「アメリカの大学に留学していたことがある」という頼もしい参加者もあり、思わず歓声が上るなど、NPT成功へ頑張りあうことを確認する会議となりました。
会議の後には、早速、阪急西院駅前で街頭署名行動。はじめは小さな声でしたが「私たちが署名をニューヨークへもって行きます」の呼びかけに、署名に応じてくれる市民が増え、声もだんだん大きくなっていきました。
京都自治労連 第1724号(2010年3月20日発行)より