機関紙 - コラム 京 深層水
▼京丹後市経ヶ岬に米軍Xバンドレーダーの建設の動きがあることはマスコミでも既報のとおり。自治体の姿勢、とりわけ首長の姿勢が問われる。
▼住民がバラバラに分断される可能性もある。既に三種類の意見が。?米軍基地はいらない、豊かな自然を残すことこそ大切。?160人もの米軍関係者が来れば地元にお金が落ちて経済発展するから賛成だ。?ギリギリまで反対運動をして、この際、国から取れるだけ取ったらいい。
▼これまで300坪で10万円でも売れない土地が、坪数万円で買い取られるという噂も出ている
▼そんな時、丹後連合区長会の会議が行われた。通常は持ち回りで次期連合区長会の会長を決めていたが、今回は市の担当者の一声でその原則は破られ、当初から決まっていたかのように元丹後町議会議員である間人区長が会長に就任。
▼今、自治労連で基地建設反対の全戸配布ビラがまかれている。組合員のみならず多くの職員にも読んでほしい。 (I)
京都自治労連 第1799号(2013年5月5日発行)より