機関紙 - 京 深層水
▼アベノミクスが来たっ〜! 昨年末、アベノミクスは莫大な規模の公共工事予算と一緒に自治体職場にやって来た。懸案の事業に予算が付く、更には計画の思い切った前倒し、ここから混乱は始まった。
▼計画性のない急ごしらえの事業計画、地域との調整なしの行政の一方的押し付け事業、そして残業、残業、人員不足、不足、不足。追打ちをかける道理無き賃金カット!
▼安倍首相は手始めに、読売、朝日、毎日、日経、産経の各紙、テレビ局のトップとの懇談会、会食を重ね、マスコミを支配下に。日米安保条約が発効した4月28日を「主権回復の日」に制定。オスプレイ配備の強行。
▼原発は二年前まで「原発は絶対に安全でクリーン」という安全神話。福島原発事故後は「電力不足で日本経済は崩壊」で国民への節電と原発の必要性を説く。そして今、安倍首相は「世界一安全な原発の海外輸出で日本経済の復興」と言って財界と一体化。最も危険な原発を世界に拡散。
▼こんな政治、もう限界を超えている。変えよう、今度こそ変えよう!(I)
京都自治労連 第1803号(2013年7月5日発行)より