機関紙 - 2014府知事選の争点? 安倍暴走政権としっかり対決 府民の声を代表し、国の政治を動かす府知事を
今度の知事選挙は、国民の声を無視して暴走を続ける安倍政権に対し、国民の怒りを代表してノーを突きつける大きな意義があります。安倍政権と一緒になって、府民に悪政を押し付ける山田府政を変えましょう。
くらし・平和広がる共同
安倍政権の暴走が止まりません。秘密保護法の強行、TPP推進、原発の再稼働、靖国神社参拝の強行、集団的自衛権行使の道、「戦争できる国づくり」に突っ走っています。そして、消費税増税、雇用と社会保障の切り捨て。まさに、国民生活と平和を奪う暴走に次ぐ暴走です。
安倍政権の暴走と国民の矛盾は広がり、暴走を止めよう、政治を変えようとこれまでにない国民的共同が広がっています。
哲学者の梅原猛氏は、「首相の思想は改憲一本やりであり、なりふりかまわず日本を戦前の体制に戻そうと(している)」《京都新聞》、作家の瀬戸内寂聴氏は「残りわずかな命を秘密法反対にささげる」《朝日新聞》、野中広務元官房長官は「憲法上から、いまの内閣の歩んでいる道は非常に誤りつつある」《参議院「国の統治機構に関する調査会、2月19日」》と厳しく批判しました。
また、海外の多くのメディアは安倍政権を「ナショナリズム」と評し、オバマ政権は「失望」をあらわにしています。
「言いなり知事」は京都にいらない
ところが今の京都府知事は、秘密保護法の強行には抗議もせず、原発の再稼働も、消費税の増税も、京丹後市への米軍基地建設も全て容認しています。安倍政権「言いなり」で、府民の暮らし、福祉、安全を守る自治体の仕事ができていないのが今の府政です。
日本の針路と府民の未来が問われているときに、安倍政権の危険な政治に、キッパリものをいう府知事こそ求められているのではないでしょうか。
京都自治労連 第1819号(2014年3月5日発行)より