機関紙 - 14年末確定闘争 "画期的"な府勧告を追い風に「見直し」4月実施見送り相次ぐ
府内の年末確定闘争が大きな山場を迎え、各単組で交渉がたたかわれています。国の不当な「見直し」を勧告させず、全職員の給与改善を引き出した府の画期的な勧告を追い風に、「『見直し』の4月実施見送り」を勝ち取る単組が相次いでいます。
広範な共同で画期的な勧告
14日に行われた京都総評の労働者総決起集会で、「この画期的な勧告は、公務と民間の労働組合の共同の力で勝ち取ったものです」との府職労連の佐藤書記長の報告に、会場から大きな拍手が沸き起こりました。まさに、「みんなで力を合わせてたたかえば情勢は変えられる」確信に満ちたものです。
確定闘争における各単組のたたかいでも、府の勧告を追い風に「見直し」の4月実施見送りの回答を引き出している単組が相次いで生まれています。
舞鶴・福知山でも「見直し」見送り
12日に第2回となる全組合員待機の交渉を行った舞鶴市職労は、「『見直し』4月実施」の当初提案を撤回させ4月見送り、通勤手当の改善等を勝ち取りました。
13日に1回目の交渉を行った福知山市職では、月例給・一時金とも国に準じて改定を引き出すとともに、「見直し」については、4月実施を?見送る?回答を引き出しています。
京都自治労連 第1836号(2014年11月20日発行)より