機関紙 - 自治体労働者は、住民と地方自治の架け橋になろう 〜京都自治労連第78回定期大会〜
職場・地域からのたたかいこそが
くらし・平和守る力
川俣副委員長の開会挨拶で始まった大会は、議長に竹田代議員(京都市職労)、垣内代議員(向日市職労)を選出。山村委員長の挨拶の後、野村自治労連中央執行委員長、辻京都総評副議長、原田宇治市消防職員協議会(全国消防職員ネットワーク会長)、日本共産党京都府委員会より山中京都市会議員が来賓挨拶を行い、京都自治労連の大会への祝辞と新たな運動への期待が述べられました。 第1号議案「2010年度運動方針案」を田村書記長が、第2号議案「2010年度予算案」、第3号議案「規約改正案」を高松書記次長が提案しました。 昼休みを利用してNPTニューヨーク行動の報告が行われ、参加した3人の青年がパワーポイントを使って報告。ニューヨークで体験した感動が、瑞々しい青年の感性で報告されました。 討論では、14単組24人が発言し、青年、女性、現業・公企の補助組織からも発言がありました。 今大会での発言の大きな特徴は、府内各地の単組からNPTをはじめとする平和の取り組み、青年自治研など、学び成長する青年の力強い変化が発言されたことです。 また、貧困問題・住民の暮らしを守る取り組み、保育所の統廃合や自治体病院の独立法人化や統廃合などの攻撃とのたたかいと共同の広がり、政治革新の取り組みと憲法9条を守る取り組みなどの経験が、いきいきと発言されました。 そして、こうしたたたかいをすすめるためにも、組合員拡大が大切と取り組んでいる発言が次々と出されました。 田村書記長のまとめの後、満場一致で全ての議案が採択され、山村委員長の発声でたたかう決意を固めあう団結がんばろうで閉会しました。 京都自治労連 第1733号(2010年8月5日発行)より
前回の大会以降、国民を苦しめてきた自公政権が国民の審判で崩壊。新しく誕生した民主党政権も、大会直前の参議院選挙で大敗するなど、まさに政治が大激動し、自治体と自治体労働組合の果たす役割が大きく問われる中、京都自治労連第78回定期大会が開催されました。大会では、自治体リストラと対決し、くらし・地方自治を守るたたかいや、NPT再検討会議ニューヨーク行動への代表団派遣に象徴される青年の大きな変化がいきいきと発言され、新しい飛躍につながる大会となりました。
様々な活動の経験が組合員拡大へ