京都自治体労働組合総連合
お知らせ

京都に米軍基地いらない 関連資料

原発ゼロへ 関連資料

コンテンツ

メンタルサポート京都

法律相談は、顧問法律事務所へ


  • カテゴリ 組合活動 の最新配信
  • RSS
  • RDF
  • ATOM

機関紙 - 組合活動カテゴリのエントリ

 組合加入が、各地で、様々な職種で、広がっています。思いは「いい仕事がしたい」「長く働き続けたい」です。この間加入してくれた仲間の声を聞きました。

「ひと」を相手にする仕事に興味があったBさんは、大山崎町の学童クラブ指導員の募集を見て、応募しました。「はじめは、一日中子どもに振り回されていた感じです。今は少し落ち着いて全体が見てきました」。

Cさんは保育士として働いていた経験を活かし指導員の仕事を始めました。「子どもだけではなく私も学童クラブの指導員の皆さんに大変お世話になりました。働く保護者のサポートができたらいいなあと思います」。二人とも会計年度任用職員制度が導入されてからの採用です。病気休暇がなかったり、同じ職場の中でも雇用形態がバラバラであったり、土曜日の勤務体制が十分に伝えられていなかったりで、不安を感じていました。

大山崎町職では、BさんとCさんを含め、この間、学童保育指導員の4人が組合加入してくれました。組合は早速、要求書を作成し当局と話し合いを行っています。


京都自治労連 第1984号(2022年2月5日発行)より

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (481)

「同期で入った仲間がほとんど辞めていることにショックを受けました」と話すDさんは、府立医大病院に勤めて10年目の看護師です。患者に寄り添った看護がしたいと頑張ってきました。「家に帰ると何もする気が起きない。部屋でゴロゴロしているとあっという間に出勤時間…このままでいいのかなあと悲しくなってしまいます」。コロナでこの多忙さは加速しました。

同じICUで働くEさんは府立医大2年目。「前に勤めていた病院でもICUでしたが、人が足らず他の課に応援で飛び回っていました。『今日一日事故がなくてよかった』と安堵する毎日」と転職しました。

二人とも今の仕事は充実していると言います。「ひとりで文句を言っても先輩や上司を困らせるだけ。ICUだけでなく病院全体が良くなるためにも組合できちんと声をあげていかないとだめだと思いました」とDさんが話すとEさんもうなずきながら「私もDさんの話を聞いて『そのとおり』と組合に加入しました」と話します。

府職労連医大支部では、いい職場にしたいと声を掛け合って、看護師や技師の組合加入が広がっています。


京都自治労連 第1984号(2022年2月5日発行)より

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (467)

財政難の理由を市民サービスにすり替え

「財政難」を理由に福祉の切り捨てや市民サービスの削減を強行する京都市の「行財政改革」に反対し、自治体の役割を考える市民集会が26日、ラボール京都とオンラインで開かれました。

京都市職労の永戸有子委員長が報告を行いました。永戸委員長は、財政難の最大の原因が地下鉄などの大規模開発にあるのに、市が「行政サービスの水準にある」と問題のすり替えを行っていると告発。その一方で、いくら京都市の負担になるか分からない北陸新幹線延伸計画など大型開発は推進していると厳しく批判しました。「行財政改革」を止め、新しい「計画」を職員と市民参加で作るべきだと決意を述べました。

保健所を1ヶ所にしたことで混乱

リレートークでは、「保健所を1ヶ所に集約したことで混乱を招いている。保健師の抜本的体制強化は行わず、応援は増えるが執務室は狭く、昼食を床に座って食べる部署も。『死ぬか辞めるか』との選択が強いられています」(京都市保健師)など告発が相次ぎました。


京都自治労連 第1984号(2022年2月5日発行)より

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (606)

1月22日、京都自治労連女性部が旗びらき・単組地協代表者会議をWebで開催し、9単組28人が参加しました。学習会では「環境問題・感染症の時代に…」と題して、京都府保健環境研究所に勤務する府の職員で、亀の研究でも有名な多田哲子さんに講演をいただきました。多田さんは日本では情報が少ない亀の生態研究をとおして、外来種増加による固有種の絶滅危機問題や深刻な農業被害対策の取り組みを紹介。加えて今世界規模で起こっている温暖化ガスの増加など環境問題をわかりやすくお話いただきました。

続いて行われた単組地協代表者会議では、E女性部長が、情勢報告と今後の取り組みを提起しました。各単組からは「コロナで様々な企画が開催できない状況。アンケートや産休制度周知などの取り組みを行っている」「小規模のランチ会を開催。組合でパンフつくって紹介や加入の声掛け広げている」など、コロナ禍でもつながりを広げ要求運動につなげている取り組みが報告されました。


京都自治労連 第1984号(2022年2月5日発行)より

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (487)

ふじわら・さゆり=
1984年 無認可「峰山共同作業所」就職
1986年 社会福祉法人よさのうみ福祉会「みねやま作業所」移籍
2011年 〃「リフレかやの里」管理者


リフレかやの里の歩み

1998年旧加悦町が農水省の補助を受け、宿泊型保養施設として開設。運営は第三セクターから民間会社が指定管理に。2008年倒産。住民の強い再開の要望があり、町が再度指定管理者を募集。よさのうみ福祉会が指定を受け、2011年4月に障害者総合支援法に基づく多機能型の就労継続支援施設として事業認可を受け、町が改修工事を行い、同年10月にリニューアルオープン。


みんなで力あわせ誰もが主人公のまちを

与謝野町の「リフレかやの里」は、社会福祉法人よさのうみ福祉会が指定管理を受け、障害のある一人ひとりの暮らしを支えながら地域の農家や自治体などと連携した地域づくりをすすめています。管理者の藤原さゆりさんに、与謝野町の中小企業振興基本条例についても触れていただきお話を伺いました。

――リフレかやの里では、どのような事業をされていますか。コロナ感染拡大で、どのような影響が出ていますか。

藤原 障害のある人たちが働く就労継続支援事業には、A型とB型の二つの種類があります。リフレかやの里では、A型事業で地産地消のランチバイキングを楽しめるレストランや宿泊・入浴業に8人の障害のある人たちが働いています。レストランでは、最盛期には年間1400万円以上の地元食材を買い取り、地元経済にも貢献。レストラン、浴場、ホテルを合わせて地域の常連客を中心に、多い年には6万人が利用されてきました。A型事業に従事する障害者は雇用契約の対象となり、最低賃金が保障されています。

B型事業では、17人の障害のある人が働き、3つの事業を行っています。一つは農産物加工で、主に規格外農産物の加工を行っています。もう一つが、パン・ケーキ工房。もう一つが農業です。

農産物加工では、「委託加工」といって、農家から農産物を預かってジャムやドレッシング等の加工品にして農家にお返しし、それを、農家が自社ブランドとして道の駅やデパートなどで販売しています。農産物加工の9割が委託加工で、160軒ぐらいの農家と取引があり、与謝野町以外の京丹後市や他県とも取引をしています。扱う農産品は規格外が中心で、これまでは収穫しても捨てていたものがお金になるので大変喜ばれています。

そのようなこともあって、B型の賃金は、全国平均は月額1万2000円ですが、リフレは平均3万4000円払えており利用者の方は働き甲斐を感じることができています。

コロナ感染拡大は深刻で、A型事業(レストラン・浴場・ホテル)の売り上げが感染拡大以前の半分以下に落ちこんでおり、大変厳しい状況です。

――リフレかやの里の再開設から10年が経過しましたが、今、実感されていることはどの様なことですか。

藤原 一般的な障害者就労支援事業所は、住民にとって敷居が高く、障害者と触れ合う機会も少ないと思います。ここでは、お客さんから「おいしかったよ、また来るね」と声を掛けられ、農産物の加工でも、農家の方から「ありがとう、みんなが頑張ってくれるので助かる」と声を掛けていただいています。人から感謝され、喜ばれることが少ない人たちにとって、そういった経験が人を成長させるのを実感しています。本当に皆さん変わっていかれます。

また、住民の方にとっても、障害者との距離が近く、障害者の姿そのままを見て、関わっていただける場所、障害者の理解を広げられる場所です。

私たちが指定管理に手を挙げた時に、繰り返し話し合ったことは、「障害者だけではなく、地域全体の暮らしが良くならないと障害者の暮らしもよくならない。そのために私たちに何ができるのか」という観点を常に大切にするということです。先ほど紹介しました事業も、そのような観点に立って生まれてきた事業です。コロナ禍で経営は、大変厳しい状況です。福祉事業と経営の両立は本当に難しいですね。

――与謝野町の中小企業振興基本条例が注目を集めていますが、リフレかやの里にとっての意義はどのように感じておられますか。

藤原 今年の4月で、条例の施行から10年になります。与謝野町では、条例制定の議論に地元業者や農家の皆さんも積極的に参加されて活発な議論が繰り返し行われました。その場で、当時の太田貴美町長が「福祉も産業です」と明言されました。効果のない企業誘致政策に走るのでなく、高齢者施設や障害者施設で雇用が生まれ、需要も生まれます。私たちにとってもこの条例は、大変心強いものです。

この観点で、与謝野町には頑張ってもらっていると思います。2021年、コロナ感染が広がった時、「高齢者、障害者施設で働いている職員を対象」に一人1万円の慰労金を出していただきました。A型、B型を利用している利用者さんも対象となり1万円を頂きました。アルバイトの方もかなりの人が対象となりました。私はもう感動しました。そんな自治体が全国にあるでしょうか。ワクチン接種でも、職員も利用者も優先枠に入れてもらって比較的早い段階で接種することが出来ました。

私は、福祉で働く人たちが中小企業振興基本条例のことをもっと勉強し活かして、地域の人と連携をして、地域をよくするために動くことが必要だと思っています。

――国や自治体、職員への要望をお聞かせください。

藤原 田舎でも、一人で健康的に暮らすには最低でも月15万円必要です。障害2級の人の障害者年金は月額約6万6000円。B型の就労施設で働いても、ほとんどのところが月1万5千円程度です。北欧先進諸国のように、足らない分を国が保障すべきです。福祉施設の報酬改定が3年に一度ありますが、成果主義による加算ではなく、障害者が生きがいをもって働ける施設にするための改定こそが必要です。人間の価値を決めるのは、稼げるか稼げないかではないと思います。

自治体職員の皆さんと福祉職員の横のつながりを大切にしながら、障害者と住民の皆さんが安心して暮らせるまちづくりにこれからも頑張りたいと思います。


京都自治労連 第1984号(2022年2月5日発行)より

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (795)

お知らせ

カテゴリ : 
組合活動
 2022/1/5 9:50

2022年1月
新年あけましておめでとうございます

京都自治体労働組合総連合
役員・書記局員一同


京都自治労連・組織集会

日時:2月5日(土)
場所:ラボール京都


京都自治労連・第207回中央委員会

日時:2月16日(水)
場所:ラボール京都ホール


京都自治労連 第1982号(2022年1月5日発行)より

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (540)

いろいろなところに出かけたい。温泉でゆっくり:亀岡市職 Aさん

保育士3年目。新型コロナ感染防止対策で、仕事大変ですけど、充実しています。なにがしたいと聞かれれば、温泉に行きたい、海に行きたい、遊園地行きたい。行きたいところ、トライしたいこといっぱいです。だから、給料上げてほしい。消費税高〜い!と吠えていいですか?


あれも、これも、やりたいこと全部やる!:城陽市職労 Bさん

一番の目標は100歳まで生きること。今年も元気に頑張ります。ステイホーム期間にネット配信ドラマにハマったけれど本当はアウトドア派。みんなでワイワイとキャンプやバーベキューがしたい、旅行で美味しいものが食べたい、でもドラマも見たい。よーし、全部やってやる!


気持ち新たにスキルアップめざします:京都府職労連 Cさん

いまはコロナ対応の部署に応援で行っています。大変ですが頑張ります。元々は建設整備課の技術職。今年は気持ち新たに資格取得などスキルアップにトライします。博物館や美術館が好きな私にとって、府立植物園はお気に入りの場所のひとつ。大切な場所を壊しての再開発は反対だ!と吠えたいですね。


子どもたちも職員ものびのび過ごしたい:精華臨職 Dさん

コロナ禍で様々なことが制限され、子どもたちの大きな負担に!今年は、コロナが克服されのびのび過ごせる一年になってほしい。吠えたいことあります。非常勤保育士は、あまりにも賃金が低いです。これでは暮らせない。大幅賃金アップ!せめて隣の市の水準に!


ついに還暦。まだまだ地域にかかわってがんばる:福知山市職 Eさん

旧大江町に就職して、今まで頑張ってきました。家もこの大江庁舎からすぐ近くです。コロナで地域のイベントや寄合も中止になって寂しいです。大江町は「鬼伝説」で有名。鬼はトラ柄のパンツをはいているのを知っていますか?今年はイベントが復活して地域が元気になるトライをしていきたいですね。


地域をもっと知りたい市役所で再スタート:宮津市職 Fさん

昨年4月から宮津市で働き始めました。所属は社会教育課で、公民館での活動支援を行っています。宮津をもっと知りたいです。今年は丹後半島を走るタンタンロングライド(自転車のイベント)に家族でトライしたいです。吠えることなんてありません。夫に叱られ、やんちゃな我が子らを叱るくらいかな。


腹筋わりたい!(大出)  小樽でお寿司!(小澤):向日市職労 Gさん、Hさん

1年目で余裕がなかったことや外に出掛ける機会が減ったことで体調を崩したことがありました。今年は健康第一!ジムに行って腹筋わりたいです。(Gさん)
北海道旅行がしたくて貯金をためていたのにコロナ禍で行けず…。悔しい!小樽でお寿司を食べる、今年こそ!(Hさん)


京都自治労連 第1982号(2022年1月5日発行)より

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (3694)

コロナ禍による地域経済の落ち込み、原油高騰など相次ぐ物価上昇、医療・社会保障の改悪など、府民の暮らしは深刻です。今、府民の声に耳を傾け、政府の悪政の防波堤となる府政が必要です。ところが現知事は、全国で破綻している大型開発優先の施策に前のめりです。府民のいのちや暮らし、地域経済を守る府政への転換が求められています。今年は知事選挙の年、府民の願いに寄りそう京都府政に変えましょう。

府内には要求がいっぱい
出番です 自治体労働者労働組合


【京都市京北・新幹線延伸】
京北の合鴨農法農家 Iさん

環境破壊と財政破綻
北陸新幹線延伸は歴史的愚策

京都府を縦断する北陸新幹線延伸(敦賀―新大阪)計画は、その8割以上がトンネルです。莫大な量の残土が出て、熱海市で起きた大規模災害の発生や、地下水を含めた環境破壊が起こるのではないか、工事費が2兆円といわれているが、府の負担がいくらになるのか、など心配の声が出ています。ところが、政府も京都府もこうした住民の心配や不安の声に何も答えようとはしていません。

その一方で、工事着工に向けた、環境アセスメントの本格調査に取り掛かろうとしていますが、南丹市美山町の田歌区では「説明が不十分」として調査を拒否しています。ヒ素を含む膨大な残土で環境破壊が心配される京都市右京区京北では、重大問題を共有するビラが2回にわたって全戸配布されるなど、反対世論が広がっています。

京都新聞世論調査では、「延伸する必要がない」41.6%、「ルートを見直すべき」18.4%で、合わせると6割の府民が計画を認めていません。

北陸新幹線延伸は、環境破壊と財政破綻をもたらす歴史的愚策です。今こそ、北陸新幹線延伸を中止する京都府政が必要です。


【中山間地・地域医療】
福知山市大江町在住 Jさん Kさん

"いのちの砦"なくさないで

政府は、コロナ禍にもかかわらず、公立・公的病院の統廃合を含む病床削減を強行しようとしています。京都では、舞鶴赤十字病院、市立福知山市民病院大江分院、国保京丹波町病院、国立病院機構宇多野病院の名前をあげて圧力を強めています。

しかし、どの医療機関も地域住民にとってはなくてはならない"いのちの砦"です。「車に乗れない年寄りはどうすればいいのか」「子どもの急な発熱に対応できない」「過疎化に拍車がかかる」などと心配の声が広がり、「病院守れ」の声が大きくなっています。

さらに、4病院以外でも医療法人運営の美山診療所が南丹市国保南丹みやま診療所となり、美山住民の反対の声を押し切って、老健施設病床15床を削減、一般病床4床(現在:看護師不足で限定的運用)だけになり地域医療が大きく後退しています。

また、75歳以上の窓口2割負担など相次ぐ医療・社会保障の改悪に対し、府民を守る独自施策をすすめる府政が求められています。地域医療を守り拡充するため、政府に医療削減方針の白紙撤回を求め、医療体制を抜本的強化する京都府政が必要です。


 【自治体・大幅増員】

いのちと健康・くらし支える自治体病院・保健所の大幅増員を

新型コロナ感染者の約7割を公的・公立病院が受け入れています。ところが政府は、長年にわたって病院も医師・看護師も削減してきました。コロナ病棟の看護師は、緊張感の中で長時間労働を余儀なくされ、家族への感染の不安を抱えながら勤務。また、一般病棟をコロナ病棟に変えたり、人員の応援派遣で人手が足りず入院抑制を余儀なくされるなど、他科の診療へも大きな影響が出ています。

京都府内の保健所は、府は12ケ所が7ケ所に、京都市は11ケ所が1ケ所に統合されました。そのため、コロナ感染者の拡大に対応できず、月200時間、300時間の超勤を余儀なくされる保健師が相次ぎ職場の混乱をきたしています。医療機関の拡充、保健所を削減前に戻し、医師・看護師・保健師の大幅増員は、今、緊急に必要です。

自治体では、コロナ禍がもたらした経済的被害から住民の暮らしと営業を守ることが求められています。打撃を受けている観光や飲食などのサービス業、中小零細企業への支援、保育や介護・福祉への支援、解雇された労働者への支援など課題はたくさんあります。しかし、限界まで削減された人員体制のもとでは、本来の役割が果たせません。

今こそ、国に人員削減政策の見直しを強く求め、増員に向けて各市町村を支援する京都府政が必要です。


【京都経済の主役・中小零細企業】
丹後民主商工会事務局長 Lさん

コロナ不況に直面する中小零細企業を支える府政を

コロナ禍以降、飲食業や観光業が打撃を受けるだけでなく、製造業でも機械金属では半導体不足のあおりで製作するものによっては受注を大幅に減らし、丹後ちりめんの生産量は最盛期の100分の1に落ち込んでいます。さらに今年は、米価の下落も深刻さを増し、地域経済を維持することがますます困難になっています。

加えて、コロナ対策の日本政策金融公庫の無担保無保証の制度融資(最高3000万円)の返済が2022年度から始まります。融資先の事業が改善し返済できるのか心配です。

また23年10月から、インボイス(適格請求書)制度が始まります。これまで免税業者だった丹後ちりめんの機屋や代行店などが、課税業者となって新たな消費税負担を強いられるか、インボイスを発行できずに取引から排除されるか厳しい選択が迫られており、これを機会に廃業が増えるのではないかと心配の声が広がっています。

日本商工会議所、全国中小企業団体中央会、中小企業家同友会、日本税理士会連合会などから、インボイスの「実施の延期・中止」を求める要望が政府に出されています。

京都府が、伝統産業や中小零細企業・業者を守る立場に立って、インボイスの延期・中止を政府にはっきり求めることが必要です。


【丹後地域・風力発電】
丹後半島の野山を守る会 Mさん

丹後の山岳地帯に巨大風車40基
建設の是非は住民の声を反映して

気候危機打開のために再生可能エネルギー普及は緊急課題です。しかし、住民合意抜きの乱開発をすすめてもかまわないということではありません。

今、丹後半島の山岳地帯の尾根を中心に、複数の事業者が合計40基近い風力発電施設の建設を計画しています。高さ130m〜180mの巨大風車(京都タワーホテルの先端から地上までが131m)。一基あたりの造成工事は3〜4千m2にのぼり、山を削り、大量の残土が生まれます。「貴重な自然や多様な生態系が破壊される」「河川の汚染や、熱海のような土砂災害の危険が高まる」「景観が破壊される」など不安の声が広がっています。

「丹後半島の野山を守る会」は、京都府や業者に、地域住民の不安や心配の声を真摯に受け止め、建設の是非が住民の声を反映したものとなるよう求めています。

現在、住民に状況を知ってもらうビラの新聞折り込みをしています。

今後の運動のための資金を作るための支援をお願いします。


京都自治労連 第1982号(2022年1月5日発行)より

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (611)

今、京都府がすすめる北山エリア整備基本計画の見直しを求める声が急速に広がっています。整備計画の問題点や運動の経験・課題について「京都府立植物園整備計画の見直しを求める会」の共同代表である鯵坂学さんに、福島功委員長がお話しをうかがいました。


あじさか まなぶ
同志社大学社会学部名誉教授
著書に「世界に学ぶ地域自治」(共編著・2021学芸出版社)など


福島:あけましておめでとうございます。

鯵坂:おめでとうございます。

福島:鯵坂先生と植物園とは、どのようなつながりがあるのですか。

鯵坂:私の自宅は、植物園から歩いて5分ほどのところにあり、子どものころから植物園が私の癒しの場所で、今は孫と毎週のように訪れています。そこが、壊される計画が進んでいることに、いてもたってもいられず、住民の皆さんと一緒に運動をするようになりました。

福島:北山エリア整備計画の問題点についてお聞かせください。

鯵坂:府立植物園は、1924年に開園した日本で最も古い歴史ある公立植物園です。 

私たちは、次のことが問題だと指摘しています。

第一に、植物園が縮小改変されることです。計画では、植物園の周辺を削り、出入り自由な賑わい空間とし、商業施設の誘致、芝生広場にイベントが出来る野外ステージを作るとしています。これでは、植物園が単なる緑地公園になり、「生きた植物の博物館」として機能しなくなってしまいます。

第二に、学生数約2000人の府立大学の敷地内に、1万人を収容できる巨大アリーナを建設し、スポーツイベントや音楽イベントにも使用する計画です。これでは学生の学ぶ環境が破壊されます。

第三に、旧資料館跡地などを使って、シアターコンプレックスやコンベンション・ホテル・賑わい商業施設を建設しようとしていることです。閑静な地域の生活環境、教育環境、またエリア全体の景観に計り知れない影響を与えます。

福島:北山エリア整備計画の見直しを求める署名が10万筆を超えるなど、府民的な取り組みが大きく広がっていますね。

鯵坂:私たちは、植物園ウオッチングや前園長の講演会・学習会などを開催し、毎週土曜日に、植物園門前で宣伝・署名活動を行っています。

また、府立大学のみなさんの中に、「府立大学学生有志の会」が結成され、取り組んだアンケートには250人を超える学生の声が寄せられています。運動をもっともっと広げ、20万筆を超える署名を集め、府に見直しを求めたいです。

福島:現在の府政は、府民の声を聞かず、中央政府や開発企業の目線からの開発をしているように思えますが、先生が感じておられる京都府政の問題についてお聞かせください。

鯵坂:私たちは、今回の問題で府行政の大切さを実感できました。

北山エリア整備計画の根底にあるのは、京都府民の発想ではなく、国や東京資本の考えです。それに知事が従っている。京都府出身の知事と聞いているのに残念です。

府が北山エリア地域の整備の検討をはじめたのは2009年のようですが、西脇知事となってからは、そこに東京の大手不動産関係者が委員に入り、人を呼び込んで商業施設を作り、金儲けをする構想へと大きく変化しています。

この背景には、財界のスポーツ25兆円市場化戦略や、大阪・関西万博と一体の開発計画があると考えられます。「ドンドン開発して、人が集まって賑わいさえすればお金になる」という発想です。今は、コロナ禍でもわかったようにそういう方向ではなく、持続可能な社会・地域をいかにつくるかが問われているのです。知事はいまだに破綻した考えに固執し、住民の声を聞こうとはしていません。

福島:自治体労働組合運動への期待について一言お願いします。

鯵坂:今回の我々の運動の経験からいえることは、自治体労働組合・府職労の皆さんの支援なしには運動は続かなかったと思います。府に要求書を提出し交渉するなどのやり方が、市民だけでは分かりません。毎週のようにミーティングを開いていますが、府職労の役員の方にいつも参加してもらっています。府や国の最新情報を教えてもらい、色々皆が話したことを整理して、運動論的にアドバイスをもらっています。この力なしには、私たちの運動は持続できなかったと思います。

住民の様々な要求運動と行政のプロとしての自治体労働者との協力関係が広がれば、もっと住みよいまちづくりが進むと思います。そういう潜在力を、皆さんは持っておられる。ぜひ住民の中に足を踏み出して、持続可能な地域づくり、みんなが笑顔で暮らせるまちづくに力を貸していただきたいですね。

最後に、北山エリア開発の見直しを 求める署名を、府内全域でぜひ広げてください。

福島:自治体労働者・労働組合の役割のお話に、身が引き締まる思いです。私たちも、住民の皆さんのご期待に応えられるよう2022年大いに奮闘したいと思います。


京都自治労連 第1982号(2022年1月5日発行)より

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (540)

2022を駆ける!

カテゴリ : 
組合活動
 2022/1/5 9:10

新しい年がスタートしました。京都自治労連にはライフワークや趣味など多種多彩な世界で輝く仲間がいっぱい。その中で、注目の二人を紹介します。


一緒に踊る子どもたちの笑顔がうれしい
ダンスチーム「チャイルドロック」始動
京都市職労 Nさん

 ダンスが楽しい!保育士が集まって

2019年に京都で開催された全国保育集会で、軽快な曲に合わせてシャープで息の合ったダンスを披露したのが、ダンスチーム「チャイルドロック」です。チャイルドロックは京都市の保育士が集まって結成されたチームで、保育所だけでなく様々なイベントにも出演しています。

チームを率いるのはNさん。もちろん京都市の現役の保育士です。「ダンスは学生時代からやっていました」と話すNさん。保育所のイベントでダンスを披露したのがきっかけで、「私もダンスをしたい」と保育士の仲間が集まりチームが出来ました。チーム名「チャイルドロック」の由来も、子どもを守っていきたい思いから出た言葉に、みんなが賛同してくれたからといいます。

ダンスを再開したい子どもたちも元気に

練習は、仕事が終わり各保育所から集まって行います。「定期的な練習はなかなかできません。イベント出演のオファーがあると、それに向けて集中して行っています」。Nさんは選曲、振り付けと皆が意見を出し合いながらダンスを創作していくのが楽しいとダンスとチームの魅力を話します。

コロナで様々なイベントが中止となり、活動は休止状態。「子どもたちと一緒に踊ることができない。私たちのダンスをみて笑顔でリズムをとっている子どもたちの姿が見られないのが淋しい」とNさん。チームは、コロナが収束して、チーム活動が再開し、子どもたちと一緒に踊れることを切望しています。


演劇とはちがう"舞台"の漫才で楽しさを経験
宇治市職労 Oさん

1度でいいから漫才がやりたい

昨年12月に行われた「女芸人№1決定戦 THE W 2021」。アマチュアながら唯一決勝に出場した「女ガールズ」の"まちこガールズ"こと、宇治市歴史まちづくり推進課に勤務するOさん。

中学校から演劇を始め、高校以降も中学時代の仲間と演劇を続けてきました。市役所入庁後、数年ほど演劇から離れていた時期がありましたが、たまたま発見した演劇オーディションに応募したことで歯車が動き出します。舞台などを通じて知り合った仲間と新たに劇団も立ち上げました。

「お笑いが好きで芸人さんの漫才を見るたびに『漫才やりたい!』と強く思うようになり、思いきって同じ劇団の2人に声をかけました。びっくりはされたけど、2人もお笑い好き。『よし、やろう』とトリオ漫才を始めました」と漫才に挑戦したきっかけを話します。

楽しく、やりきった

こうして2019年に女ガールズを結成。初舞台は同年のM―1グランプリ予選。20年21年も出場し、「漫才でいっぱい笑ってもらい、演劇とは違う楽しさを感じた」と言います。気になるのはネタ作り。「所属する劇団の主宰(脚本家)が台本を作り、3人の意見を出し合いながら作っています。ユニット名なども主宰が考えたのですが、女ガールズや個々にガールズが付く由来は一切知りません」と笑います。

決勝では惜しくも敗退。「楽しかったのと、終わってホッとしたのと、何よりやりきったぞという気持ち」と振り返ります。否が応でも今後に注目が集まります。「うーん、実は賞レースの決勝まで行った達成感もあって女ガールズとして活動を続けるかは未定なんです…。劇団での活動は続けたいし、今後も『楽しい!』と思うことをやっていきたい」とOさん。

「THE Wはとても楽しい思い出です」と満面の笑み。演劇、お笑い、仕事。様々な"舞台"での活躍が楽しみです。


京都自治労連 第1982号(2022年1月5日発行)より

  • トラックバック (0)
  • 閲覧 (652)
京都自治体労働組合総連合
〒604-8854 京都市中京区壬生仙念町30番地の2 京都労働者総合会館内
TEL:075-801-8186 / FAX:075-801-3482
(C)Copyright 2001- Kyoto-Jichirouren All Rights Reserved.