機関紙 - "組合"にはいったよ 仕事に発見とやりがい 早く先輩に追いつきたい 〜京丹後市職労〜
京丹後市職労は、今年も事務職、幼稚園教諭、保育士、看護師と多くの新採が組合に加入してくれました。今回紹介するAさんとBさんは、高校まで京丹後市で過ごし、大学は市外で過ごした新卒の二人。「京丹後市に帰って来たかった!」と京丹後市の採用試験を受けました。
毎日数字に追われる二人
就職して最初に配属されたのは、Aさんは商工振興課で、Bさんは建設部管理課。
Bさんは「毎日、伝票を書いています」と第一声。「業者さんへの支払伝票やアルバイトさんへの賃金支払いや伝票と格闘しています」。仕事は出入りの業者さんへの対応やアルバイトの出退勤管理など幅広く担当し、建設部の庶務業務全般を勉強中だそうです。
「私も伝票を書いていますよ」とAさん。今は「計量」を担当しているそうで、商店や病院、学校などの秤など、計量器の検査や認定業務を行っているとのこと。「こういう業務を市役所が担っていることは知りませんでした」と市役所の仕事の広範さに驚いたと話します。
今の仕事に発見とやりがい
二人とも、就職前の市役所での仕事のイメージと、今している仕事がちょっと違っていたとのこと。
Bさんは、「市役所というと窓口があって、住民が住民票とか戸籍とか発行して…というイメージですね。市役所に来たのも数えるほどしかありませんでしたから」と今の仕事を新鮮に感じています。
Aさんは、「採用試験で京丹後市の課題を聞かれて、観光について話しました。観光などで京丹後市を知ってもらい、来てもらう仕事をイメージしていました」と話します。今は、市内の企業活性化に向けた調査などをしています。
Bさんは、「管理課の仕事は幅が広いので、毎日が発見の連続。行政の全体を見ることができて楽しいです。きちんと仕事を覚えて、住民に信頼される職員になりたい」。Aさんは、「先輩の皆さんの住民・業者との『距離感』がすごいですね。公平盛大で…。早く追いつきたい」。
Aさんは学生時代、野球を、Bさんは「よさこい」をやってきたスポーツマン。二人とも、ハキハキした会話に爽やかさを感じます。京丹後市での活躍を期待せずにはいられません。
京都自治労連 第1921号(2018年6月5日発行)より