機関紙 - "組合" にはいったよ 住民と役場がつながるガイド役に! 精華町職
今回の「組合にはいったよ」に登場いただくのは4月に精華町役場に新卒で就職した女性二人。
二人とも、学生時代に学んできたことと、公務員になったこと、そして、今やっている仕事のギャップの大きさに驚きましたが、お話を聞いているうちに、二人にとって「適材適所」だなあと思う取材になりました。
学んだこと得意なことを役立てたい
Cさんは教育委員会に配属され、学校で購入した資材教材などの整理・確認をしています。「伝票を確認して会計課に回しています。見積りや伝票を見ているだけでも、学校運営にたくさんの人がかかわり、様々な事務が行われていることがわかりびっくりです」と話します。
「学生時代に食品化学や衛生などを学んできました。小学生の『食育』について調査・研究をしたときに自治体の仕事を知りました」とCさん。衛生管理や健康課題などを広く住民に伝え繋ぐ仕事がしたいなあと急遽公務員試験を受けたそうです。
会計課に配属されたDさんは国語の教員免許を持っています。なぜ公務員に?の問いに「精華町役場が家の近くなので…」(冗談)とニコニコ。「きっちりファイリングするとか、きっちりと家計簿つけ続けるとか、何でもきっちりとしたい自分の性格に気付いて、教員採用試験をけって精華町の採用試験を受けました」。
現在は、役場に入ってくる住民税や法人税、国や府から入ってくる補助金や交付金のチェックをしています。「税や補助金などわからないことばかりですが、勉強してきっちり仕事していきたい」とのことです。
仕事もプライベートも充実したい
二人とも今の仕事に、新しい発見と先輩のアドバイスで充実しているとのこと。「会計事務はもちろん初めて。役場にこんなに様々なお金が入ってくるのにびっくりですし、大事なお金を扱っている緊張感があります」とDさん。Cさんは「住民の方々に役場が行っていること(住民サービス)を知ってもらい、参加・利用してほしいです」と二人ともやりがいをもってがんばっています。
休日の過ごし方は?と聞くと二人とも「昼過ぎまで寝ています。あとは部屋でごろごろ…」と苦笑い。こちらはこれからのようです。
京都自治労連 第1925号(2018年8月5日発行)より