機関紙 - 組合にはいったよ【4】
4月に採用された新規採用の皆さんは、生活のリズムはもちろん仕事にも慣れてくる頃です。今回「組合にはいったよ」に登場いただくのは保育士のDさん。連日、暑い日が続く中、子ども相手に大奮闘の様子をうかがうことができました。
子どもの成長がうれしい 課題克服で自分も成長したい
向日市職労 Dさん
採用試験では「笑顔がたりない」と試験官に指摘されるくらい緊張していたDさんですが、早速保育所に配属され、4ケ月が経って、自分の課題が見えてきたと言います。「当然のことですが、子どものひとりひとり個性があって、どう対応しようか迷ったり、遅れたりしてしまいます。そんな時、先輩のフォローやアドバイスがありがたいです」。保育士同士がリードとサブに役割分担して、保育を進めるときに、リードを任されると緊張して、積極性を欠いてしまうのがDさんの今後の課題だそうで、「次にリードする時は、絶対うまくやりたい」とやる気満々です。
Dさんは、学生時代よさこいのサークルに入って全国各地の大会やお祭りに参加するなど、活発な学生生活を送ってきました。今何がしたいかを尋ねると「旅行したい」「ヨガをやってみたい」と矢継ぎ早に出てきましたが、最後に「今は仕事をきちんと覚えて自分を成長させたい」と笑顔で答えてくれました。
京都自治労連 第1977号(2021年8月5日発行)より