機関紙 - みんなが先生みんなが生徒…自治体学校in岡山
第65回自治体学校が7月22日から24日まで、岡山市で開催されました。
全国から800人を超える自治体職員や地方議員、研究者、住民の皆さんが参加し、全体会と13の分科会・講座が開かれ、各地域の現状や課題の報告、取り組みの交流とともに、住民の暮らしの向上や地方自治の拡充の方向などについて、学習や活発な討論が行われました。
中山徹奈良女子大教授の「厳しさが増す自治体を巡る状況 ではどうすればいいのか?」の講演では、具体的なデータも示して、若者・女性の投票率が上がれば「政治は変わる」との話が印象的でした。
また、「公共の再生」「草の根の民主主義と自治」を掲げて当選した岸本聡子杉並区長の講演は、欧州や杉並区の実践などを踏まえ、住民が直接声を上げ運動に参加することの大切さや自治体の首長・職員、議会の役割などについて話され、説得力があり私たちの取り組みにも大いに参考になるものでした。
京都自治労連 第2001号(2023年8月5日発行)より