機関紙 - 仲間と成長できる青年部をつくろう…京都自治労連青年部定期大会
11月23日、京都自治労連青年部は第59回定期大会をラボール京都で開催し、11単組から32人の青年組合員が集まりました。大会運営ではお互いの緊張をほぐすことと交流することを目的に趣味などを紹介するアイスブレイクや、グループワークで働き方についての困難なことや解決策を出し合いました。
青年部のこの1年間の主な活動は、青年同士のつながりを大切に、自分たちのやりたい活動が仲間と一緒にできる企画づくりを意識し、新採歓迎企画「スプリングフェスタ」、秋のつどい(拡大常任委員会)&模擬交渉、単組訪問など取り組んできました。
次年度の活動方針として「つながり合い、学び合い、仲間とともに成長できる青年部をつくろう」を掲げ、活動の基調に(1)「青年がつながり、交流する取り組みを通じて仲間づくりをすすめる」こと、(2)「賃金・労働条件、労働組合や平和について学びを深める学習活動をすすめる」ことをあげました。
大会では小グループに分かれたグループワークを実施。(1)に職場環境整備、(2)時間外、(3)人員配置・異動、(4)ハラスメント、(5)職場の雰囲気の5つのテーマからグループ内で選択し、その課題をどうすれば解決できるのかをそれぞれの職場の実情に照らして出し合いました。
職場環境整備の課題では、老朽化やトイレの改修がすすんでいないことに「市民にも負担を強いている」「職場要求と市民要求をあわせた予算要求が必要」「財政の権限を持っている部署と一緒に老朽化ツアーをしてはどうか」などユニークな案が出されるなど意見が飛び交いました。
議案を満場一致で確認し、役員選挙では青年部長にEさん(京都市職労)、書記長にFさん(与謝野町職)を選出し、新しい役員体制を確立。新部長のEさんは「青年が働きやすい環境づくり、学習を基礎に、気軽に交流できる場をつくっていきたい」と抱負を語りました。
京都自治労連 第2017号(2024年12月5日発行)より