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機関紙 - 定期大会討論まとめの概要:なかまを増やし、魅力ある組合活動を 住民との共同で、地域再生を 〜まとめをする田村書記長〜

定期大会討論まとめの概要:なかまを増やし、魅力ある組合活動を 住民との共同で、地域再生を 〜まとめをする田村書記長〜

カテゴリ : 
組合活動
 2012/7/31 13:30

なかまを増やす努力を結実させよう

 15単組から21人の代議員の方に発言をいただいた。
 多くの代議員から組織拡大についての発言があった。新採職員への呼びかけなど、どことも苦労し、工夫しながら粘り強く取り組まれている。地道な努力を続け、必ず年内に成果を結実させるように奮闘しよう。京都自治労連も支援する。組合紹介のプレゼンの研修の要望があったが、組織集会などでの各単組の取組交流も含めて、検討していく。

 非正規雇用労働者の要求は切実。宮津、京丹後でこうむ公共一般の支部が出来たことはうれしく、確信にしたい。同じ職場で働く労働者、仲間として、要求前進、雇用の安定を求め、当事者が主人公となる、組合の活動の中心になる取り組みをすすめよう。

 青年部の沖縄平和ツアーなど、現地へ行き、実際に経験し、学習し、自分たちで論議をしていくこと、府職労連女性部のタペストリーをみんなの要求を集めて作ったことなど、青年、女性に限らず、組合全体の運動として重要。

民営化攻撃に対しては、住民との共同の運動を

 メンタルヘルスについて、労働組合としてメンタルヘルスは重要な課題。労働安全衛生活動の推進や、学習会、労安担当者会議などを開き、活動を前進させていきたい。

 宇治市で年末年始加給金の条例化を勝ち取った経験を各単組でも確信にして拡大させていきたい。少なくとも100分の150を全単組で要求し、勝ち取っていくことが産別闘争として重要であり、奮闘をお願いする。

 保育所、給食、学童保育などの民営化攻撃は、公務員削減や自治体構造改革の中心に位置付けられ、子ども子育て新システムなど、公的責任を放棄する動きが強まっている。組合内部だけの運動とせず、住民や保護者、地域と一緒になった共同の力で取り組むことが重要。全国の仲間とも連帯し、力を合わせよう。

職場からの論議で生保切り下げ許さない運動を

 生活保護の問題について、受給者が増えたのは構造改革で貧困が拡大し、労働環境が破壊され、悪化したことが原因。京都自治労連の声明には大きな反響があったが、働いても生活保護以下の賃金しかもらえない実態の改善も取り組む。

 ケースワーカーの適正な配置や、研修など経験を積むことも大切だが、話し合える職場づくり、憲法を基本に置いた学習が重要。社会福祉部会の活動と取り組みを充実させていく。力をあわせて生活保護切り下げをはね返す運動を。

 脱原発、再稼働反対の運動、消費税増税反対の運動で、京都はじめ、全国や地域で幅広い共同が広がっている。住民の命、暮らしを守る自治体労働者として、住民の安全を守る運動、地域経済を発展させる運動として強めよう。舞鶴の、脱原発の運動を通じて組合員の意識が変わったという経験は全体の教訓として、学習・経験・運動で世論を変えられるという確信になる。

 地域経済再生の課題では、自然再生エネルギーの活用が重要で、その先頭に自治体労働者が立つ、運動に参加することが大切。原発に頼らない地域経済や財政分析について、京都自治労連として研究していく。

政治革新を職場と地域から

 大阪市での公務員の政治活動規制に関して、憲法を逸脱する労働者としての権利を奪うものであり、しっかりと反撃していく。

 震災からの復興は、何よりも住民の命と暮らしが最優先されるべき。引き続いて被災地支援の取り組みを進めながら、その経験を仕事や組合活動に生かそう。

 住民生活の危機と困難は、政治が大きな原因。政治革新に向けて、職場、地域での運動を強めることを意思統一したい。

女性参画は組合を元気に

 本大会の女性比率は20・7%。女性参画は組合民主主義の課題として、京都自治労連としても、各単組でも努力を。一方で発言は女性が多く元気ある大会だった。この元気を京都自治労連や各単組で生かしそう。

 最後に、組織の大きな前進として、与謝野町職が自治労連加盟を決定しようとしている。加盟が正式に決まれば全組合員で喜び、歓迎したい。


京都自治労連 2012年7月26日 号外 定期大会特集号 より

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