機関紙 - 分かった要求運動の重要性 〜南山城村職で賃金学習会〜
南山城村職は、12月12日、京都自治労連松下賃金部長を講師に「賃金・退職手当学習会」を開催し20人の組合員が参加しました。また、この学習会には、お隣の和束町職からも参加がありました。
学習会では、「そもそも賃金とは何なのか」という基本的なところから始まり、自治体労働者の賃金決定の仕組みへと進み、給与構造見直しの完成により賃金制度や賃金水準がどのように変わってきたのかを詳しく聞きました。そして、賃金改善にむけ現行制度を理解しようと、初任給基準や決定方法、昇給・昇格制度などについて、具体的な事例もまじえて説明を受けました。
賃金ラインが話題に
さらに、現在、重要な課題となっている退職手当削減の狙いと内容について説明をうけ、12確定交渉の府内の状況、退職手当をめぐる動きを聞き、最後に、職場の隅々から要求を掘り起こし積極的な要求を掲げて頑張ろうと提起も受けました。
参加者は、最後までメモを取りながら熱心に聴き入っていました。また、学習会終了後も、あちこちで賃金ラインのことなど話題になっていました。
南山城村職では、今回の学習会であらためて要求闘争の重要性を認識するとともに、これを契機にいっそう要求闘争を前進させようと決意を固めあいました。
京都自治労連 第1790号(2012年12月20日発行)より