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機関紙 - 廃校を利用してユニークなまちづくりで地域の活性化へ

廃校を利用してユニークなまちづくりで地域の活性化へ

カテゴリ : 
組合活動
 2010/1/7 20:40

かつてのコミュニティの場の役割を復活させたい

南山城村職員組合:Eさん

 京都の唯一つの村、南山城村に、小学校の廃棄校舎を利用し、活用する「は・ど・る」を工房の人たちや地域の人と立上げ、ユニークなまちづくりに取り組んでいる南山城村職のEさんを訪ねました。

 郵便局の前を左折し急な坂道を登りきると、木造平屋の旧田山小学校校舎が現れました。前に立つと、懐かしさを感じいつまでも残しておきたいと思わず誰もが思ってしまう校舎です。

 美しく整頓されている校舎に入ると、木造のぬくもりに包まれ遠い昔がよみがえります。

 木工工房、ガラス工房、ペーパークラフト、そば教室、わら細工など6つの工房と食事ができるカフェがあり、ほとんどの教室が使用されています。開いているのは、第1・2・3土曜と第3日曜日です。

 村の総務課で勤務しているEさんが、田山小学校と関わったのは教育委員会の仕事が最初です。平成15年4月、村の4つの小学校が1校に統合され、廃校となった田山小学校の跡地利用が問題になりましたが、財政事情からそのまま放置され校舎は荒れ放題に。見かねた地域からの「何とかしてほしい」との声や、地元の方から教室を使ってわら細工をしたいとの申し入れもありました。

 ちょうどその時に、村外の方から「木工の工房を探している」との電話があり、スタートのきっかけとなりました。工房も、二つ三つと増えていき、2007年から自分たちの手で備品の廃棄や片付け、ペンキ塗りや床のワックスがけ…。また、府の地域力再生プロジェクト交付金を利用して設備の充実も行い、村の財政はほとんど使っていません。

 昨年の夏には、生まれ変わった小学校を披露するイベントを企画。工房を使ってのワークショップや30人のオーケストラも出演し話題となりました。

 こうしたEさんたちの活動は、新聞で報道されたり雑誌で取り上げられたりして、だんだんと認められるようになり、大学のゼミから講演依頼が来る事もあります。

 「やっとここまで来たというのが実感」とEさん。
 しかし、地域には「そんなことしてどうなる」の声があるのも事実。「外で認められた事が中でも認められ、地域の活性化につなげたい」とEさんは言います。

 「行政の仕事で関わると異動で切れてしまうが、私は地元出身。村の職員と地元住民として二枚看板で住民のみなさんと向きあい、かつて小学校が果たしていた地域のコミュニティーの場としての役割を復活させたい」Eさんと工房のみなさんとの確かな歩みが今年も始まりました。


「は・ど・る」のブログアドレス http://blogs.yahoo.co.jp/welcome_huddle


京都自治労連 第1719号(2010年1月5日発行)より

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