機関紙 - 看護師の大幅増を 〜2010年春のナースウェーブ〜
京都自治労連や医労連などでつくる「ひろがれ看護のこころkyoto連絡会」は、“看護が輝く”職場となるよう、看護師増員の取り組みの一環として、「ナイチンゲールの誕生日」にちなんだ「看護週間」に全国のナースウェーブに呼応し、「2010年春のナースウェーブ」を5月15日、京都市内で開催し、100人が参加しました。
集会では、元ILO駐日大使代表の堀内光子さんを招き、ILO看護職員条約・夜業条約の批准の重要性を確認し合いました。
そして具体的には、「京都府知事宛看護師増員署名」のとりくみや、「第7次看護職員需給見直し」が実態を反映したものになるよう府との懇談や府議会要請行動に取り組む事等を確認しました。
市立看護短大廃止条例案は再び否決に持ち込もう
また集会では、京都市が市立看護短期大学の廃止条例が議会で否決されたにもかかわらず、無修正で6月議会に再度提案しようとしていることについて、同短期大学の「あかね同窓会会員有志の会」より特別発言があり、京都市に対して抗議をするとともに、反対の立場に立っている共産党や自民党の議員への激励を寄せようと呼びかけました。
集会後参加者は、京都市役所前から四条河原町まで白衣のパレードを行い、「看護師の大幅増員」「医療と福祉を守ろう」とアピールしました。
京都自治労連 第1728号(2010年5月20日発行)より