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機関紙 - 〜大会での代議員の発言(大要)を紹介します〜 ふるさと・いのち・くらしを守る 魅力ある自治体づくりをすすめよう 

〜大会での代議員の発言(大要)を紹介します〜 ふるさと・いのち・くらしを守る 魅力ある自治体づくりをすすめよう 

カテゴリ : 
組合活動
 2014/7/30 11:40

公務員給与削減阻止、最賃大幅UP!

住民無視の基地建設強行に怒り:京丹後市職労

 Xバンドレーダー基地の工事が5月27日に着工された。住民への周知は前日26日と極めて悪質。府の安全確保をはじめとした7項目の申し入れが無視され、防衛省の役人もまともに対応せず、住民から憤りが出ている。また、文殊への一般参拝者が警官からしつこい質問を受ける、ご神木が伐採される、工事区域がいつの間にか広がっているなど、地元を無視した工事が一方的にすすむ。この事実を多くの人に見て、知ってもらいたい。

おきプロNEXTのつながりをさらに広げる:府職労連

 おきプロNEXTには京都から19単組133人が参加し、学習と交流を深め、青年同士のつながりをつくった。春闘学習会での要求書づくりはその後の各単組での活動に役立った。スプリングフェスタには新採13人をふくむ46人が参加。すべての取り組みをおきプロNEXTにつなげてきた。京都青学連や総評青年部など民間労組との共闘、交流を図ってきた。今後も青年同士のつながりを広げて、活動に生かしていく。

財政分析を軸に新体制でがんばる:宮津市職

 定年を控え、今大会が最後の発言となる。委員長19年の中で、特昇を勝ち取ってきたこともあったが、その後は賃下げ提案が続き、毎年厳しい交渉となった。市民の中に入る活動ができていれば、と思うことも多々あるが、組織を維持してきたことは自負している。
 自治研活動として財政分析を若い世代中心に、組合主導で当局も巻き込んで取り組みすすめる。たたかってこそ、展望はきりひらく。新体制となる市職への支援、協力をお願いする。

組合掲示板で市民にアピール:舞鶴市職労

 市職労は「平和を守る」ことを取り組みの一つの柱にしている。7月1日の集団的自衛権行使容認に対し、街頭宣伝を行い、首相への抗議文を送った。市役所内の組合掲示板に憲法9条と閣議決定の内容を貼り出し、組合員とともに市民に対してもアピールしている。
 来年2月に市長選を控える。7回目となる市民アンケートを実施し、政策提言と市職労活動に生かしたい。共済組合の掛金が2008年以降30%引き上がっている。労働組合活動の一つとして取り組んでほしい。

超勤問題を解決し、組合加入に:京都市職労

 行き過ぎた人員削減で慢性的な超勤、メンタル不全や休職者が増えている。昨年の台風災害で公共事業が増大し、780時間を超える異常超勤も。22時以降の残業はつけないとの暗黙のルールに申し入れを行い、超勤申請の徹底など職員全員に周知された。組合に相談して解決したと加入につながる経験も生まれ、「見える活動」が重要と再認識。集団的自衛権行使容認の抗議声明を出し、宣伝行動も実施。平和の課題を重視していく。

改善かちとる成果「組合結成して良かった」:宇治野活嘱託労組

 アクトパル宇治には正規職員4人、嘱託職員7人が勤務。嘱託職員はフルタイムで業務も正規と差はない。業務が増す一方で、15年間待遇改善なし。今年2月に組合を結成し、3月に要求書を提出。交渉を重ね、勤務時間を雇用通知書どおりに改善させ、昼休憩も業務から離れゆっくり取れるようになり喜ばれている。組合をつくって良かったと実感。同一労働同一賃金の考え方をもとに賃上げと傷病休暇などの獲得めざし交渉に臨んでいく。

3人の新採が加入組織拡大でがんばる:綾部市職労

 職場環境、賃金改善の労使交渉ができるのは労働組合だけ説明し、新採への組合加入を訴えるが分かってもらいにくい。今年は紙芝居を活用して説明会を行い、3人の新採が加入。うち2人はおきプロNEXTに参加し、大変喜んで帰ってきた。「頑張っていかないと」と言っており頼もしい。組織強化は時代にあった方法でやっていく必要がある。今回の紙芝居は自分自身も鍛えられた。近隣自治体の力も借りて組織強化、拡大に頑張る決意だ。

つながりと絆太く強く
あらゆる取り組みで仲間ふやそう

地域に根付いた図書館へ正規職員の採用を:京都市生涯学習振興財団労

 18の図書館ふくめ計20館の施設を運営している。平成20年度以降、正規職員の採用がない一方で、当局は改正された労働契約法の趣旨に沿わない3年有期の嘱託職員を採用している。図書館司書は経験と知識が求められ、有期雇用ではダメ。正規採用もとめ運動すすめる。執行委員会は月1回必ず開催、嘱託職員を交えた交流、組合員ふやす取り組みなど議論。京都市の図書館を利用して良かったと思われる地域に根付いた市民サービス、よりよい職場めざして頑張る。

粘り強いとりくみで組合の値打ち広げる:府職労連

 4月以降100人の仲間を増やした。新採や未加入者への働きかけなど、支部・分会の体制強化、交渉の職場報告、労金と帯同した職場訪問、青年部強化と次世代育成、臨時・非常勤の集いの開催、超勤実態調査など粘り強い取り組みをすすめていく。府職労連が職場に存在し、当局と対等に交渉する中で、「府民のために安心して働き続けることのできる職場」がつくられてきた。組合の値打ちを職場で広げ、職場に大きな労働組合をつくりたい。

組合結成で要求実現組織拡大も:こうむ公共一般労組

 昨年4月、福知山市で6700食をつくる給食センターが民間委託で設置されたが、安く請け負ったために、人件費をはじめ労基法違反の労働条件が職員に押し付けられた。安心・安全の給食と労働条件改善を求めて昨年11月に組合結成し、就業規則改善や賃上げと格差是正を勝ち取った。組合を結成し、要求を前進させるもとで組合員は8人から14人に。これからもおいしい給食を子どもたちに届けたい。

組合員の怒りを結集して全国統一した闘いを:宇治市職労

 昨年の賃金確定闘争では、国からの賃金カット攻撃の中でのたたかいとなった。重点としてきた前歴是正で前年に引き続き改善を勝ち取り、750人が1号加算に。退職金削減に対する措置として加算の前倒しを行わせ、これも一定の改善となった。たたかいの基本は組合員の怒りを結集すること。今年予定される「給与制度の総合的見直し」に対して、単組はもちろん、京都自治労連、全国の怒りを結集し、統一したたたかいを行おう。

戦争を許さず憲法を守る大切さを確認:京都市職労

 7月9日に京都自治労連女性部の定期大会を開催。戦争許さず、憲法守る大切さを確認した。単組の工夫ある取り組みやパワハラの深刻な現状、青年のおきプロNEXT報告、保育新制度への不安など発言があった。住民基本台帳の閲覧など自衛隊員募集事務に携わっていることに驚きも。昨年の経ヶ岬に続き、今年は大飯原発を視察予定。自治はたで全国の仲間との学習交流も有意義となった。女性が生き生きと働き続けられるように取り組む。

非正規組織化で要求前進かちとる:与謝野町職

 自治労連に加盟して2年。要求書作成では執行委員が組合員の要望や意見を集めるため職場に入った。3%カットの継続提案に全員集会を開き、町長出席の交渉で組合員から意見など怒りを直接ぶつけた。カットは止められなかったが、特別昇給勝ち取りたい。行二改善させ、新採は7人全員加入。
 臨職は4月から嘱託となり月給に。通勤手当も正規と同等に改善。臨職の集いを3回、こうむ公共一般にも加入。みんなで決めるスタイル貫き奮闘する。

保育職場の超勤問題で一定前進:向日市職労

 おきプロNEXTに8人が参加。青年部書記長のおひざ元として目標達成。参加者は平和の大切さを実感した。ニュースで返していく。新採も数年ぶりの加入があり、歓迎バスツアー実施。引き続いて頑張る。保育職場で持ち帰り残業が当たり前となっている超勤問題取り上げ交渉。職場で事務ができるようパソコン配置など追及する。コツコツやってきた成果が出てきている。提案にあった賃金講座は単組ごとでも開催してほしい。

非正規・公務公共労働者の
雇用の安定と均等待遇実現を

 「組合の日」がみんなの元気に:長岡京市職労

 子ども・子育て新制度について長岡京市の動きを学習し、交渉で追及している。子どもたちによりよい保育を行うために現場からしっかり声を上げていく。昨年から月1回、組合員全員が集まる「組合の日」をつくり、要求書の検討や活動報告をしている。みんなの顔が見られ元気になれる。新採保育士に組合に加入してもらおうと働きかけを強める。引き続き、みんなで頑張っていく。

組合は青年職員をつなげる重要な役目に:精華町職

 今年も新採全員が加入。結果、組合員の約4割近くが青年部に。新歓学習会では青年組合員が講師になって賃金権利を学んだ。レクレーションを重視し、一緒にモノ作りをするなど文化的な取り組みで絆を深めた。本庁と外部職場では接点が少なく異動すると孤立する場合も。組合を通して交流の場をつくっていく。アンケート活動で要求を集め、青年部独自の要求書も提出。組合は青年職員をつなげる役割を果たしており頑張っていく。

賃金闘争で青年中心に反転攻勢をかける:城陽市職労

 平成18年から10年間退手債発行。この間地域手当が3%に抑えられるなど国並みに改悪されてきた。青年部中心に我慢してきたが、反転攻勢をかけていく時期。賃金学習を軸にがんばる。政治課題を議論できない状況あるが、地域との連携つよめる自治研活動が重要。滋賀での集会を重視する。おきプロNEXTで新しい組合員が増えた。賃金交渉や地域との連携、政治課題など次回大会で城陽市職労の未来を語れるように運動広げる決意だ。

人事考課の賃金リンクは許さない:福知山市職

 地公法改正を機に、平成18年度から試行してきたことを理由に、人事考課の賃金リンクを来年度から部課長、28年度に一般職に反映させると提案。人材育成の目的をこえた導入であり、大きな問題として交渉続ける。現市長が公約にかかげる公契約条例の制定にむけ、地労協で学習会実施。組織拡大について、新採説明会には22人が参加し、青年部長のメッセージなど、その場で1人が加入した。引き続き加入を呼び掛け、粘り強く活動していく。

人員闘争は職場から共済拡大で成果:宇治市職労

 各職場で事務量に見合った人員が配置されることを基準に、毎年交渉を重ね必要な人員を勝ち取り、多くの新規採用につなげている。超勤問題では一定ラインを越えた場合、当局に資料を出させるなど原則的な取り組みを重ねている。新採は研修期間中に加入を迫るが、組合が勝ち取ってきた人員であることを呼びかけている。自治労連共済は新採への42型プレゼントに力を入れ、2年目には説明会を開き、継続更新で成果をあげている。

医療改悪実態調査を南部でも実施する:京都市職労

 社会保障制度が改悪される一方、消費税増税が強行され、更なる税率引き上げも議論されている状況。これをストップさせることが必要。京都社保協として昨年9月北部で医療改悪実態調査を実施。この秋には南部でもやりたい。積極的な協力をお願いしたい。
 組織拡大では6月まで月間として取り組み、その中でもいくつものドラマが生まれた。原水禁、NPTなどおきプロをきっかけに、若い人達が一層活躍する運動を広げたい。

憲法手帳を広げ憲法守る運動の先頭に:府職労連

 知事選は残念な結果であったが、課題をきっちりと総括し地域との連携など府職労の力量アップを図る。集団的自衛権行使容認の閣議決定は暴挙であり許されない。府職労声明は憲法とともに歩む視点。99条の憲法擁護の立場から安倍内閣退陣を求めていきたい。憲法を学び生かす取り組みが必要。憲法手帳を自分たちの手で広げ、仕事と憲法の関わりを考える機会にしたい。憲法守る運動の先頭に立つ決意で奮闘する。


京都自治労連 第1828号(2014年7月20日発行)より

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