機関紙 - 総評の京都府人事委員会への申し入れ時の民間労働組合からの訴えを紹介します。
賃上げの流れを消してはならない
「給与制度の総合見直し」に反対です
化学一般労連京滋福地方本部:書記長 西原圭介さん
今年の春闘は、「賃上げを求める」世論の変化の中でたたかい、約半数の職場でベースアップを勝ち取る成果を上げました。
賃上げをしない経営者は、今までは「大手が出していないのに出せるわけがない」でしたが、今年は「すぐに大手と同じようにはできない。様子を見ないとできない」と変わってきています。
様子見をしている経営者から、賃上げを勝ち取るためにも、来年の春闘では「賃上げの流れ」をさらに大きくしなければなりません。こんな時に、公務の賃金が大幅に引き下がると、「賃上げの流れ」は消えてしまいます。
私たちは、人勧の「給与制度の総合的見直し」に反対です。公務も民間も力合わせ賃上げを勝ち取りましょう。
京都自治労連 第1832号(2014年9月22日発行)より