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機関紙 - 最新エントリー

 6月18日、19日の2日間、「京都労働セミナー」を京都烟河(亀岡市)で開催し、8単組48人(講師等ふくむ)が参加しました。このセミナーは、昨年2月に行われた京都青年労働セミナーを発展させ、自治労連運動と組織の「次の担い手」をつくる取り組みの一環として、学習教育、組織強化を目的に行いました。

実践形式の企画が好評

賃金って難しいけどわかれば楽しい

 セミナーは、第1講義に「労働組合のイロハと自治労連運動」(桜井自治労連書記次長)、第2講義に「自治体労働者の給与決定の仕組み」(松下書記長)、第3講義に「自治体労働者の役割と政治」(池田委員長)、第4講義に「やってみよう模擬交渉」(京都自治労連執行部)の4つのテーマ・内容で実施しました。

 今回は、初日の第2講義と2日目の第4講義に実践企画を取り入れました。「給与決定の仕組み」を学んだあと、5つのグループに分かれて「初任給はどのように決まるのか、その後どのように給与が上がっていくのか」「昇給と昇格が同時に起こった場合は」等を話し合って賃金ラインを作成するグループワークを実施。直前の講義で学んだことを振り返りながら賃金決定の基礎を学びました。

交渉の準備やポイント学ぶ

 2日目の「模擬交渉」では、交渉の進め方のレクチャーを受けたあと、3つのグループ(交渉団)に分かれて交渉に向けたディスカッションを行い、どのように進めていくか、訴えや追及のポイントは、等を話し合いました。その後、京都自治労連執行部を当局に見立てて、賃金、人員・超過勤務、非正規の3つの課題で交渉を実施。生活実態や職場実態などから改善を求めるとともに、助言者から当局回答への追及や指摘するポイントのアドバイスを受けながら本番さながらに行いました。

 「なるほど、そうか!」「とても勉強になった」など充実した2日間となり、組合のこと、賃金のこと、自治体で働くということ等について考えるきっかけになる取り組みでした。京都自治労連の若手執行委員が中心となって企画、運営を行いました。

参加者の感想

  • 大変ためになる2日間だった。同じようなセミナーがあれば他の組合員にも参加してほしい。
  • 賃金ラインの作成は難しかったが、どのように考えて作れば良いか、どんな資料が必要か等も分かり、単組で生かせるものになった。
  • 交渉の法的根拠は知らなかったので勉強になった。下準備が不十分だと追及が散漫になってしまうことが分かりとても参考になった。
  • 今回のセミナーを参考に、学習を深められる機会をつくりたい。

京都自治労連 第1874号(2016年6月20日発行)より

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 震度7を二度記録した熊本地震の発生から2か月が経過しましたが、被災地の現状は厳しい状態に置かれたままです。県内の避難者は145か所に6431人。住宅被害は、約14万棟。仮設住宅は建設に着手しましたが、完成は2百数十戸にすぎません。あらゆる課題で、国の手厚い支援が大至急求められています。

 このような中、京都総評の呼びかけたボランティア活動が6月10日〜12日に行われ、京都市職労のAさんとBさん、京都自治労連のCさんが参加。小雨が降るなか、力を合わせて大奮闘しました。

力を合わせることは素敵なことまた熊本を訪れたい
京都市職労 Aさん

 ボランティアに入った益城町は、中心部がことごとく崩れ、がれきの山でした。作業の内容は、いつ倒壊してもおかしくないコンクリート塀を解体して運ぶことでした。けがに注意しながら、初めて会う方々と連携して一生懸命に取り組みました。

 これ一回で終わらせずに、今度は仲間と一緒に、また熊本を訪れたいと強く感じました。


京都自治労連 第1874号(2016年6月20日発行)より

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京都自治労連野球大会

カテゴリ : 
組合活動
 2016/6/24 11:40

 6月4日、11日の2日間、京都自治労連野球大会を行い、南丹、舞鶴、宮津、宇治、与謝野に初出場の南山城を加え、6チームが参加しました。

 決勝では宇治と舞鶴が対戦し、舞鶴が強さを見せて2年ぶりに優勝。7月27日、28日と兵庫県で開催される近畿大会へ出場します。

2年ぶり 舞鶴市職労が優勝!
宇治またもあと一歩届かず

大会1日目

 ●Aリーグ
  南山城 7−5 南 丹
  宇 治 10−0 南山城
  宇 治 11−1 南 丹

 ●Bリーグ
  宮 津 9−3 与謝野
  舞 鶴 8−1 宮 津
  舞 鶴 8−5 与謝野

大会2日目

  決勝戦 舞鶴 9−0 宇治


京都自治労連 第1874号(2016年6月20日発行])より

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 入庁して2ヶ月が過ぎ、「組合に入ったよ」のコーナーに登場する方々も新しい職場や生活に慣れてきた頃です。今回取材に応じてくれた与謝野町職のEさんとDさんも、新しい環境で仕事に一生懸命とりくんでいる真っ只中でお話を伺いました。

 Eさんはもともと宮津の出身で大学卒業後も宮津に戻って高校の講師をされていました。「地元で落ち着いて働きたい。できれば教育に関わっていきたいと与謝野町の試験を受けました」とEさん。希望どおり教育委員会の学校教育課に配属されています。

まだまだ覚えることいっぱい

 同じ教育委員会の社会教育課に配属されたDさんは「高校時代、大学時代にボランティア活動にとりくむ中で、子どもたちと接したり、地域のまちづくりなどに関わり感化され、公務員という仕事を選びました」と話します。

 二人に今の仕事についてたずねました。Eさんは小中高生の健康診断の手配などをしているとのこと。「府立病院から医師に来てもらっています。医師の確保で隣の宮津市とも調整しながらなので大変ですね。医師の送り迎えもあるし…」「もっと効率よくやりたいのだけど…」と苦労が伺えます。

 Dさんは運動場や体育館の貸し出し、スポーツイベントなどの開催や調整作業を行っています。「住民の皆さんが施設の利用について相談にこられるので、丁寧に対応しています。多くの人が安全に楽しく利用してほしいですね」とニコニコ。庁舎ロビーでの取材中に、Dさんの同課の先輩が「おおっ!がんばれ!」と声をかけられ、「覚えることがいっぱいです」と緊張する場面もありました。

 「子どもが減っているのが心配です」とEさん。Dさんもうなずきます。教育現場やボランティアなどで子どもに関わってきた二人ですから「おもい」は人一倍です。

プライベートでも地域と関わって

 Dさんは、与謝野町に就職が決まって引っ越してきました。「はじめての土地なので早く地域とのつながりを持ちたい」と仕事でもつながりがある地元のスポーツ協会に加入したDさん。休日はからだを動かしたいと積極的です。Eさんも「宮津で野球のコーチをしています」と学生時代からしている野球を地域で続けていきたいと考えています。

 一見、おとなしそうな二人ですが、一本筋が通っているすがすがしい新人が与謝野町役場にやってきた!そんな気持ちで与謝野町役場を後にしました。


京都自治労連 第1874号(2016年6月20日発行)より

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小規模自治体切り捨て

 安倍政権は、「地方創生」を掲げた5か年計画(2015〜19)「長期ビジョン」と「総合戦略」を決定。ほとんどの地方自治体が3月までに「総合戦略」と「人口ビジョン」を策定しました。16年度からは各自治体で「地方創生」事業が本格実施されます。

 地方創生の狙いは、「選択と集中」による小規模自治体切り捨てを行い、公共サービスの産業化をおしすすめ、道州制に道を開く国家再編計画といえます。

 地方創生の推進の方法は、「交付金」による誘導政策です。15年度補正予算で「地方創生加速化交付金」(1000億円)、16年度予算で「地方創生のための新型交付金」(1000億円)、「まち・ひと・しごと創生事業」(1兆円)などです。

 すでに京都府内では、「交付金」を活用した北部5市2町の「京都北部連携」構想や、南部の「第2名神」、学研都市でのさらなる開発、京都市内でのまち壊し・大型開発などが具体化しています。

 しかし、問題も少なくありません。「地方創生加速化交付金」として、府内では82事業、23億円が交付されました。ところが、乙訓3市町の事業が不採択となりその理由も明らかにされず、「選考基準は不透明」「国の意向に沿った事業しか認めない」「誘導的な交付金」とマスコミからも批判が出ています。

民営化競わすトップランナー方式

 また、総務省が16年度地方財政計画の中で、交付税に「トップランナー方式」を導入したことも大問題です。32業種を対象に、16年度では学校用務、本庁舎などの清掃など16業務を対象に、民営化すればするほど地方交付税が増える仕組みを導入しました。これは、地方交付税の本旨を変質させる地方自治への重大な介入です。


京都自治労連 第1874号(2016年6月20日発行)より

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 第12回ファミリー魚釣り大会が6月5日、朽木渓流魚センターで開催され、親子連れなど260人が参加。子どもたちの歓声と笑顔があふれました。


京都自治労連 第1874号(2016年6月20日発行)より

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お知らせ

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組合活動
 2016/6/7 16:30

京都自治労連女性部
第54回定期大会

とき:7月5日(火)午前 10時30分〜
ところ:ラボール京都 4F 第8会議室


募集中です 家族で楽しめる夏の新企画
海がたのしい伊根!!

 今年は伊根町職組合員の協力も得て、「海がたのしい伊根」を企画。舟屋散策、漁港めし、ウミネコよせ…楽しい企画盛りだくさんです。

 申し込み締め切りは、6月20日、定員80人。案内・申し込み用紙は各単組へ。

 お問合せ・申し込み
 京都自治労連北部センター (TEL:0773-22-8537 FAX:0773-22-8427)


夏季要求書をすべての単組で提出しよう


京都自治労連 第1873号(2016年6月5日発行)より

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 5月21日、恒例となった青年部新採歓迎企画の「スプリングフェスタ」が京丹波町・グリーンランドみずほで行われ、新規採用の仲間16人を含む13単組70人の青年が集まりました。

 開会後のオリエンテーションでは、労働組合の学習と青年部活動の紹介をパワーポイントで説明しました。その後のソフトバレーボール大会では、14チームが熱戦を繰り広げ、宇治市職労が5年ぶりに優勝。夕食交流会ではバーベキューを囲んで自治体をこえて仲間の輪を広げ、交流を深めました。

ソフトバレーボール大会

宇治市職労が優勝
  昨年2位の雪辱を果たして、見事優勝。豪華賞品をゲット!
準優勝:舞鶴市職労
第3位:京都市職労


京都自治労連 第1873号(2016年6月5日発行)より

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 4月14日から熊本県や大分県を襲った熊本地震は、熊本市や益城町、西原村、南阿蘇村など広範囲な自治体に甚大な被害を及ぼしています。京都自治労連は、京都総評と協力して5月24日〜26日まで現地調査を行いました。

 被災地の現状は、地震発生から一か月半が経過しましたが、余震はいまだに収まらず、9000人を超える住民が避難生活を余儀なくされています。

 地震災害は、布田川断層帯、日奈久断層帯に沿うように発生し、被害も集中しています。震源地とされた益城町の中心部である町役場周辺は、ほとんどの家や商店が甚大な被害を受け倒壊しています。東隣の西原村も役場周辺を中心に甚大な被害が発生しています。

 5月14日に、熊本県労連などが共同して「熊本地震被災者支援共同センター」を立ち上げました。自治労連九州ブロック協議会は、連日事務局を支えるなど奮闘しています。

 社会福祉協議会が運営するボランティアセンターでは「仕事はいくらでもある。人手が足りない」とボランティアを求めていました。

 京都自治労連は、京都総評とともに6月10日(金)〜12日(日)まで熊本支援ボランティアに取り組みます。

 引き続き、震災救援募金も取り組んでいます。多くの皆さんのご協力を呼びかけます。


京都自治労連 第1873号(2016年6月5日発行)より

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京深層水

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組合活動
 2016/6/7 15:50

▼文化庁の京都移転が決まり、4月には京都府、市ともに専門の組織を作り人事配置を行った。そのため文化庁の資料に目を通すことが増えた。

▼4月の熊本地震で国指定の文化財の被害は、重要文化財39件、登録有形文化財44件を含む計134件と文化庁は発表した。マスコミでは石垣や瓦が落ちた熊本城、社が倒壊した阿蘇神社は頻繁に取り上げられるが、そのほかの文化財については全く無関心。

▼国は「明日の日本を支える観光ビジョン」を発表し、「文化財」を「保存優先」から観光客目線での「理解促進」と「活用」の方針を作成した。そして4月には文化庁が「文化財活用・理解促進戦略プログラム2020」を発表。文化財を中核とする観光拠点整備を観光客数を指標に支援するという。

▼そうすると、熊本城も観光資源として忠実な修復より短時間での修復と集客が優先されるのだろうか。そして客の呼べない文化財は後回しになるのだろうか。それは文化行政の退廃といえる。集客観光行政が文化を破壊する。(I)


京都自治労連 第1873号(2016年6月5日発行)より

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